湯の川温泉 「湯宿 草庵」 <温泉編 その2> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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「湯宿 草庵」<温泉編その1>の続き。
2つの浴場を紹介したが、残りは3つ。


湯の川温泉 「湯宿 草庵」 温泉編その2



この3つは露天風呂というか、半露天風呂というか、庭園を眺めながら入れるような造りになっている。

まずは「岩風呂」へ。

岩風呂



あ、この記事から読んだ方、ここの浴場の入浴システムについては前回を参照あれ。



ちなみにここで紹介する露天・半露天風呂の3つは脱衣場と浴場の仕切りが無い。
内湯系はあくまでクローズドに、露天系はあくまでオープンにという、しっかりとしたコンセプトが見てとれる。


ここで源泉のおさらい。

すべての浴場で総湧出量413リットル/分の源泉名「湯の川温泉」を配湯での使用。
源泉温度は50.2度の、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
成分総計1.56g/kg弱アルカリ性の湯となる。
すべて加温もせず、完全かけ流しにて使用されている。
この源泉温度で、吹きさらしの露天でも加温なしで使用となると、相当に配湯システムがしっかりしていると思われる。



オーバフローは庭側へまとめて。


僅かな薬臭・芒硝臭がする淡い塩味の印象は、当然内湯と同じ。
投入量はそれほど多いというわけではなく、しかもそれほど狭くない浴槽。
源泉に加温しなくて冬場でこの心地よさは、大した努力である。



庭の風景はそれほど大きく切り取られてないが、スベスベした湯を冷気を浴びながらゆっくり入るには十分。


では次に「石風呂」。

石風呂



まずは脱衣所。



安定のクオリティだ

岩と石の違いは何だろうと思いながら浴場部分に目をやると、これまた全く違う




シンプルながらしっかりデザインされており、これだけハシゴしながらもまた唸ってしまった
浴槽の隣の物置きのように見えるのは、庭を眺めながら背を倒して座れる背もたれ椅子だ。


浴槽内に見える一瞬吸込み口のように見える部分もご安心あれ。
吸込みも吐き出しもしてなかった

オーバーフローはちゃんとしっかりあった。



ここでも無色透明の湯が美しく映える。
オーバーフローする側の縁は平らの石、他の縁はゴツゴツした石と、湯の流れも計算に入れている。

湯口もゴツゴツした石を外側に組み合わせ、浴槽との統一感を出している。



ちょこっとへばりついてる白い結晶が可愛らしく、湯ヲタとしても嬉しい


同じ源泉を使っているのに、ハシゴしていて全く飽きない

普通のお客さんもニコニコしながら、みんなハシゴしているし。



こうやって必然的に長い時間源泉に浸かっていることになるけど、湯疲れしないのも湯の川温泉の魅力かも。


では最後に「桧風呂」へ。

桧風呂



ここに来てようやく木製の浴槽である。
ぼくは木の風呂より石やタイル(そしてステンレスやポリバス、プラスチック)の浴槽の方が好きなのだが、というのも木の香りや成分が源泉に影響を与えてることがよくあるからだ。
だが同じ源泉でもこれだけ浴場があると、その内いくつかは木製浴槽でもいいという気分になってくる




脱衣所の印象は露天シリーズ3つを通じてほぼ同じ。
露天風呂の脱衣所として何の不具合もない。

そして浴場はもちろん桧を使用されているが、ベースはタイル。
これでよいと思う。



床がスノコ状というのは、足の裏がここちよいし、オーバーフローの行方も自然でよい。



湯口も合わせて桧製。
窓枠の虫除けは仕方ないのであろう、ご愛嬌




実はこの桧風呂の浴槽内温度が一番高かったように思える。
理由はわからない。



窓全開での庭の景色も素晴らしく、うぅん贅沢な風呂に入ってるぞ~的な1枚

これにてぼくが入る権利のあるすべての風呂に入った。
夜や朝にいくつかリピートしたことは言うまでもない。

一応残り1つの外湯、「漆風呂」の入口だけ1枚。



空の浴槽の写真も撮らせてもらったが、メンテ中のものを載せるのも失礼と思い、割愛。


さて、温泉編の次は最後の食事編
温泉編ほど詳しくはないけど、お楽しみに~





湯の川温泉 「湯宿 草庵」


島根県出雲市斐川町学頭1491
0853-72-0226 
一泊二食付 22000円から

<源泉:湯の川温泉>

ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

50.2度
成分総計 1.56g/kg
湧出量 413リットル/分(配湯)
無色透明
微薬臭・微芒硝臭あり
淡塩味あり
しっとりスベスベ感あり
完全かけ流し

2015年1月入湯

※数値はH15の分析表より