ぼくがまだごく普通の温泉好きぐらいだった頃、とある本に出会ってその世界観が一変というか、いきなり深まったことがあった。
湯ヲタの間では伝説的名著ともなっている(?)、坂本衛著「超秘湯!!」がその本。
ぼくは97年に出た当時にたまたま本屋で見かけて購入したが、その後文庫にもなったようだ。
実は坂本衛氏との出会い(本人に直接お会いしたことはない)は、このときで2回目なのだが、話が逸れるのでそのくだりは置いておく。
さて「超秘湯!!」にいきなり登場した、ボロボロのバラック小屋の温泉。
その写真こそ、ぼくを湯ヲタへと導いた原因の最初の1枚かもしれない。
こう書くとお分かりなった方も多いだろうが、現在この湯の管理がはっきりしない(野湯と断定できない)ため、ここでは某扱いとさせていただくm(u_u)m
ホントは堂々とタイトルにしたかったんだけど。。。
そのバラック小屋の湯の写真に目が釘付けとなったぼくは、いつの日か行こうと決めていたのだが、元来の腰が重い性格が災いして、その小屋は撤去されてしまった。
その後も湯は出続け(源泉は変わったが)、湯口の先がバケツ時代やポリバス時代などを経た。
さて現在はどうなっているのか…十数年の時を経て、2014年の8月、ようやく訪問することができたのだ
目印はこの看板(そういうわけでモザイク失礼)。

交通量の多い幹線道路からも近く、はっきり行ってその気になれば丸見えの状況だが…。
ほど近くに、今までいろんな方の撮った写真で色々見てきた様子とはずいぶん違っていたが、しっかり出ている源泉を発見。
某所垂れ流し?

垂れ流されているが、湯口の上には但し書きのような手書きの看板が。
禁止事項が少し書かれていたが(モザイク失礼)、入浴を禁ずとは書かれてない
ちなみにこの看板を見て、某所扱いを決心。
湯口の左に見えるブロックで囲んだ部分では金魚が優雅に泳いでいた…金魚とほぼ混浴状態になるのか
湯口の下の固い部分にタカちゃん持参のタライを固定。
ちょうどよい感じだ。
しっかり規定泉だが、これは2号泉らしい。
バラック小屋があったときなどに使用していたのは1号泉で、そちらなら43度という素晴らしい温度の、弱アルカリ性の単純泉だったそうな。
湯が溜まるまで、周りの景色を楽しもう。

向こうに見えるのは果樹園であろうか。
こうやって見ると、手入れがされた緑が豊かなシチュエーションだ。
さて、ではいただくことに。

夏には実に心地よい31.7度の無色透明な湯は、ほぼ無味無臭。
僅かに甘味と塩味が感じられた。

湯触りは何とも柔らかく、淡いが心地よいスベスベ感がある。
この2号泉もおそらく弱アルカリ性の単純温泉だろう。
長年追い求めてきた湯は、源泉こそ代替わりしたが、やっぱり優しく受け入れてくれた~

もうちょっと格好良くタライに入る図式を考えないとなぁ…モザイク大きく、これまた失礼(^_^;)
青森の至極の温泉シリーズはまだまだ序の口~どんどん続きます
某所垂れ流し
青森県某所
<源泉:1号泉は不明・使用は2号泉>
弱アルカリ性の単純温泉(おそらく)
31.7度
無色透明
ほぼ無臭
微甘味・微塩味あり
ややスベ感あり
完全垂れ流し(管理不明)
2014年8月入湯


