「中湯共同浴場 」を後にしてメイン通り(?)に戻り、山形方面に徒歩数分。
この看板を目印に角を曲がると二階建ての共同浴場「新丁・鶴の湯」がある。
かみのやま温泉「新丁鶴の湯共同浴場」
新しくもないが鄙びているわけでもない。
でも何かイイ感じの佇まいを持つ共同湯だ
こちらでも番台であった。
150円の入浴券を買い、番台に渡して、いざ入浴
お、ラッキーなことに独り占め
シンプルな浴槽に無色透明の混合泉が加水と共にかけ流されている。
やはり上山地区1号泉と2号泉を使用している。
加水がホースなのが今どきの共同湯っぽいが、自由に加水をやめることもできるので重宝する。
ただ、この状況で43度ぐらいとちょい熱め適温だったため、しばしこのまま入らせてもらった
源泉としてはすでにお馴染みのナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉で64.3度。
印象は入りやすいこと以外はやはりほとんど変わらない。
ほぼ無臭で淡い塩味と仄かなダシ味がある。
最初ピリッとする硫酸塩泉的な浴感も同じ。
ジワっときて、スベキシ感のある、たぶん一般的にイメージされるいかにも温泉らしい温泉だ。
さて、この後は上山から次のエリアに移動するのだが、翌日再びこのエリアを通った際にもう1湯だけ入った。
そっちを先にアップする予定。
かみのやま温泉「新丁鶴の湯共同浴場」
山形県上山市新丁7-54
入浴料 150円(洗髪する場合はプラス100円)
<源泉:上山地区1号泉・2号泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
64.3度
pH7.9
蒸発残留物2.598g/kg
無色透明
ほぼ無臭
淡塩味と微ダシ味あり
スベキシ感あり
加水かけ流し