これからは 私だけの作業
夫に印刷をしてもらい(ここは 私だけでは ありませんでした。)
細かく 書き入れていきます。
設えも 許可をもらって 撮らせていただきました。
うーん!
なかなか うまく 書き表せないときも
絵が上手だったらなー
この説明は いつ見てもわかるように書いておかなければなりません。
そして この作業が済んだ後は 出来るだけ早く 自分で作ってみる事でした。
割合を ccに グラムに変えた量が間違いないか味を確認します。
はり清のお稽古は あくまでも プロ仕様
このことに於いては 辻調の通信教育やスクーリングもそうでした。
このままでは とても手間と技において 生徒さんに お伝えするには無理です。
あの 手間は 抜いても いけるかも・・・。
あの やり方を これに変えたらできるかも・・・。
あの 食材をこれに変えたら 手に入りやすいし、味も大きくかわらないかも・・・。
「かも」の手さぐりは 時間がかかりました。
家族には 似たようなものを 何度も食べてもらい 時には 意見も求めました。
こうして 何とか 近いものに完成したときの 満足感は 何ともいえません。
「美味しいよね!」
「きれいだよね!」
家族には この連発
それでも この後も 変更多々です。
自分の献立を作る時は 8分通り 頭の中で 仕上がります。
(初めのころは かなり 時間がかかりました。試行錯誤でした。)
ですから 自分の献立を作るときの方が 早く出来るようになりました。
ただ 自分の献立だけを 作っていたら 間違いなく 自己流の味ばかりになったと思います。
独学というのは よほど 優秀な人でないかぎり 物凄く難しいことだと思います。
ですから 私は やっぱり このやり方を続けるつもりです。
こうして 出来た私の献立 「四季の會」の献立は 宝物です。
自己満足の塊のような気もしますが やっぱり私にとっては 何よりも大切でかわいいものです。
神戸時代の生徒さん方々が 「今でも 大切に使っています」
と嬉しい連絡をくださいます。
献立を全て書いて その横に 何回 作ったかを正の字で数えている方もありました。
よく作る献立だけ 一つのファイルにまとめている方 もありました。
こうして この献立を 大切にして下さる皆さんに 本当に感謝しています。