和の料理教室 四季の會 熊本

和の料理教室 四季の會 熊本

料理教室「四季の會」です。
教室の内容や、予定レシピなどを綴っております。

一番出汁をお伝えします。

 

1リットルの水に

花かつお  30g

昆布  10g

を 準備します

 

 

昆布を浸します

 理想的には 5時間くらいは

 浸していない場合は 極々弱火で沸かしていきます。

沸騰前に昆布を取り出します

そして50ccのさし水

温度を下げて 花かつおをいれます。

沸騰した状態で花かつおを加えると花かつおの雑味が先に

でてしまいます。

 

沸いたら直ぐに濾します。

湯気で 曇ってしまいましたが

綺麗な一番出汁がとれました。

 

ここから 二番だしを取りますが 

長くなりますので 次の機会に・・・

 

二番だしまでとった後

130℃のオーブンで15分ほど

余熱後 

味醂 砂糖 醤油で煎り付け 胡麻と青のりで

ふりかけ 出来上がりです。

 

一番出汁を多めにとって

出汁巻き玉子

お浸し

三杯酢等々

重宝します。

 

かき玉汁

 

のっぺい汁

 

ごぼうご飯

 

高野豆腐の含め煮

 

もずくの御酢の物

 

全て 一番出汁です

 

長々になりましたが 是非 挑戦お願いいたします。

 

四季の會では 生徒さん方が

「出汁広め隊」を発足してくださいました。

私も 頑張ります。

 

文化遺産の和食

継承していかなければいけません。

 

 

 

昆布出しの取り方です

 

昆布出しは 火をいれません

水に浸しておくだけです。

ただ 直ぐには出しは出ませんので

5時間程度は 浸しましょう

早めの準備さえしておけば

 

お吸い物用 炊飯用 煮物

スッキリとした味に仕上がります

 

今回は 大豆ごはん (2合分)のご紹介をします。

先ず大豆の下処理として

200ccの水に塩5gを溶かし 洗った大豆を15分浸しザルに

上げます。

この15分がポイントです。

長く浸し過ぎると 柔らかな大豆の臭いの強い仕上がりに

なります。

 

昆布出しは

昆布   15gを水   500ccに浸しておくだけです。

 

15gの昆布です

 

昆布の種類としては真昆布 利尻昆布 日高昆布に分かれます。

 

このうち日高昆布だけは 煮昆布向きで 出汁をとるのには

向いていません。

 

 

水に浸して5時間後です。

 

 

 

洗った米に

塩小さじ2/3と酒大さじ1 昆布だしを2合のメモリまで

炊飯開始

 

噛み応えの残る大豆ご飯出来上がりです。

四季の會で大好評の献立の一つです

 

是非 浸すだけの昆布だしを

 

美味しい秋 食欲の秋です。

 

和食を作るには 先ず美味しい出汁をとることです。

 

ただ 出汁をとるのは難しい 面倒・・・・・

の傾向にあるようです。

 

水500cc

煮干し 10g

   内臓と頭を除いています

  これは 酸化し易い部位を除くことで苦みなく旨味を感じます

 でも 面倒でしたら 其のままでも

昆布5g

 

涼しくなった今

寝る前に 味噌濾しに煮干しと昆布を入れて 水に浸しておきます これです。

お味噌汁を作る直前に そよそよ程度に沸いたら 味噌濾しごと取り出してください。

 

沸かす前にも うっすら色が付き 旨味もでています

 

 

 

今日の具材は 

うす揚げ 生椎茸 おから(1回分づつ丸めて冷凍庫に保存)

 

美味しいお味噌汁が出来上がりました。

 

 

出汁をとった後は 数回分を 冷凍庫で貯めて

 

煮干しを炒って 甘辛く 

 

昆布はポン酢と山椒の実で佃煮に

 

皆さん 是非お試しください。

 

生活習慣病にも効果を期待されています。

 

出来れば お友達にも お伝え願います。