マイナカード 普及ごり押し目に余る
●リンク先・・・【2024年6月25日/中日新聞/社説】
マイナカード 普及ごり押し目に余る:中日新聞Web https://t.co/1l0dDEloFd
— ハイパー有明 (@FJEzaWEIntOhpqB) June 25, 2024
先日発表されていた、「携帯電話の契約の際、マイナンバーカードのチップの読み込み義務化」は、その後の取材や報道などを見ていると、本決まりになりそうな気配だ。
どうも、<実施ありき>での「検討中」と発表したようである。
個人的には、マイナナンバー制度やマイナンバーカードを利用し、便利かつ安心できるのであれば文句のつけようはない。
ただ、こうした制度を運営や管理をする側に心配な面ばかりで、本格導入などには早いんではないかと感じているだけである。
医療保険相としても、今後増えるであろう病院の廃業や代替わりなんかのことを考えれば、全国一律のものがあってもよいのではないかとは思う。
ただ、田舎の診療所などのように、導入にかかる資金や導入後の使用方法を苦慮記している場合も多く、残り半年でそれらを解決できるかも疑わしい。
そしてすでに、マイナ保険証を持参させる薬局なども出現しているとかで、行き過ぎたサービス合戦にならないよう、こちらも注意が必要になる。
そして引用した記事中にもあるように、携帯電話の契約の際、マイナンバーカードのチップの読み込みを義務化するにあたり、従来の運転免許証や健康保険証での本人確認を廃止するという。
ただし、運転免許証内のチップの読み込みは有効とするとかで、高齢者の免許証の自主返納の妨げになりやしないかの疑問も残る。
そしてこれは対面での契約での話で、インターネットなどを介した非対面での契約では、マイナンバーカードの限定するっていうのだから、こちらも騒ぎになりそうな気配である。
まだ正式な方法などは発表されてはいないが、非対面の際にもカード内のチップを読み込ませるよう求めてくる可能性もあり、カードリーダーの必要性なども話題になりそうだ。
現段階では法律上、マイナンバーカードの取得は任意であるはず。
なのにこのような義務化ありきな進め方は、納得しがたい面もある。
しかも、これまで述べているように、制度の導入に速度が速すぎる。
これまでにも起きているようなトラブルはもちろんのこと、サイバー攻撃の対策も不十分なままだ。
自信満々なのは構わないが、混乱が起きてからの「想定外」は勘弁してほしいものだ。
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