(社説)サイバー防衛 権利侵害防ぐ仕組みを
●リンク先・・・【2024年6月9日/朝日新聞/社説】
(社説)サイバー防衛 権利侵害防ぐ仕組みを:朝日新聞デジタル https://t.co/cDzdG0L8K6
— ハイパー有明 (@FJEzaWEIntOhpqB) June 9, 2024
サイバー防御 インフラを守る体制整えたい
●リンク先・・・【2024年6月9日/読売新聞/社説】
サイバー防御 インフラを守る体制整えたい : 読売新聞オンライン https://t.co/ABJQA5QQbS
— ハイパー有明 (@FJEzaWEIntOhpqB) June 9, 2024
私が高校生の頃の話で、時代としては<昭和から平成に元号が変わるころ>の話です。
当時私たちの社会科の担当をされていた先生が、よく授業中に「<日本殺すには刃物いらず>って言葉があります」と前置きし、いろんな関連する話へと広げていっていた。。
当時としては、日本が輸入しているエネルギー原料や食料品などの輸入をとめてしまう<兵糧攻め>にしてしまうことで、武力を用いなくても勝てる―ということを説明していたのだ。
当時としては、今ほどコンピューターも発達してはおらず、大企業などでの導入が始まったばっかりのころだった。
それから時は流れての現在、巷にはいろんな種類のコンピューターがあふれかえっている。
使う人も多様化し、子供からお年寄りまでもが使いこなす時代になった。
時代はコンピューター中心となった、と言ってしまっても過言ではないのかもしれない。
そうした中で、個人にしても企業などにしても、それなりのサイバーセキュリティー対策を講じてはいるものの、鼬ごっこと言わざるを得ない現状である。
そして特に、わが国日本はそうしたセキュリティー対策の遅れが目立つそうで、先日も話題になった、サイバー攻撃をされていたにもかかわらず気づいていなかったり、使わないのが最強のセキュリティーとする議員さんもいたっけ(笑)。
時代は変わった二十一世紀、現在の兵糧攻めとはサイバー攻撃と考えるべきの時に来たのだろう。
これまでにも報道されていたように、いろんな企業や団体などへのサイバー攻撃、人質型ウイルスを送り付けての情報漏洩などのように、現地に出向くことなく、しかも武力を使わずとも攻撃や破壊ができてしまう世の中になったのだ。
しかも、次期に標的とされるものも多様化するだろう。
先日も書いたが、今後展開が想定されるマイナンバー制度や、マイナ保険証もその一つだ。
今後、マイナ保険証やマイナポータルなどを活用し、カルテや診療や薬事の情報など医療情報が一括される予定である。
例えば、ある人物のアレルギー情報や薬への拒否反応などを記入していたとしても、サイバー攻撃で消去されるなどしてしまった後に、それを知らずに投与されれば、アナフラキシーショックの発症はもちろん、最悪の場合は命を落とす可能性もあるのだ。
もちろん、こうした話はフィクション上の話ではあるが、過去にはマネをしての犯罪行為が起きているのも事実。
映画宿山上の話と割り切るのではなく、現実に起きた場合のことも考えておくべきではないだろうか。
だからと言って、国防力の強化を非難や否定したいわけではないが、そこばっかしに尽力しすぎるのは、危なすぎやしませんか-と、問いたいだけだ。
想定外だとか、想像をはるかに超えるなんて言っている場合でもなく、「これまでに経験したことがないこと」がいとも簡単に起こせる時代になっていっているのだ。
もっと視野を広げ、日本の国防を考えていくべきなのではないだろうか。