市教委の動員 裁判公開の原則損ねた
●リンク先・・・【2024年5月23日/中日新聞/社説】
市教委の動員 裁判公開の原則損ねた:中日新聞Web https://t.co/UKwri5wtMG
— ハイパー有明 (@FJEzaWEIntOhpqB) May 22, 2024
この横浜市教育委員会がした一見は、一体何がしたかったのだろうか。
教師のわいせつ事件の裁判の傍聴に、同じ教師を動員させて傍聴席を埋めていたとか。
中には旅費も支出していたという。
別の報道などを見ていると、<被害者の個人情報などを流出させないため>とか、一部では<保護者からの要望もあった>なんて話も聞こえてきている。
いかにもっともらしく言い訳しようとも、かなりの無理がある。
裁判所だってその辺は心得ており、事件の内容などによっては個人情報を公表しないで裁判を継続できるような配慮がされている。
特に性犯罪や家庭内暴力事件などでは、特に情報管理は徹底されている。
いくら畑違いとは言えど、同じ公務員の教師たちが知らないはずがない。
特に個人情報保護法などが整備され、以前に増しての配慮がなされたはずである。
そうしたことを知らずに、同じ教職員で傍聴席を占拠し、一般傍聴人が入れないようにするとは、公開の原則にも反する行為だ。
横浜市教育委員会はいったい、何をどうしたかったのだろうか、謎である。
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