お客人の皆々様!!
某の武録、赫赫将記(かくかくしょうき)によう参られた!!
いつも熊本城おもてなし武将隊を応援くださりありがとうござりまする。
本日も某、加藤家三傑が一人、森本儀太夫一久が述べて参る!!
本日は二日連続でお暇をいただいてからの登城であった!!
なんというか…
ものすごく久方ぶりな気分であった。
しかも今日は雨が降らんと噂を聞き、楽しくおもてなしができたぞ!!
して、今日の座談会にて…
「森本」という単位が誕生致した。
この「森本」
どれくらいかと申すと…
我々が演舞で使う槍一本分の長さが、一森本である。
正確には某の現在の体の身長が、「一森本」
じゃから槍二本分の長さじゃと「二森本」となるわけじゃ。
誠便利な単位よ。
我々が現役の頃の槍はなんと、三森本以上の長さがあったんじゃ!!
驚きであろう。
物によっては三森本半程の長さもあったぞ。
いやー、長い長い。
すると座談会の後、ある苦情が某のところに殺到致した!!
それが………
「一森本より槍の方が長いよ。」
………
………
わ………
わ………
わかっておるわ!!
某も言った後に気づいてちと恥ずかしゅうなったわ!!
しかしの。
それを曝してしまっては更なる恥…
何事もなかったかのように進めさせていただいた。
しかし、指摘をいただいて尚、間違えを認めぬというのは頑固、ただの意固地でござる。
と、いうことで訂正させていただく!!!!
我々が演舞で使う槍の長さは、某の現在の身長よりちょっと長い。
ので。
「一森もちょっと」
と致す。
皆々様、遠慮せずにつこうて良いぞ。
今一度復唱いたそう。
一森もちょっと。
でわでわ!!
森本 儀太夫 一久