熊本城おもてなし武将隊武録ー雲外蒼天ー

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熊本城おもてなし武将隊公式ブログ

皆様方。
此度は儂の“直往邁進記”を御覧頂き、誠に感謝致しまする。

いよいよ、あと三日!

岡崎城二の丸能楽堂にて開催
『全国武将サミット2023  Youは何しに岡崎へ!?』

加藤清正殿・小西行長殿・儂の肥後大名布陣にて出陣致す!

無論、我等だけでなく各地の武将隊も集結。
物販や“きっちんかー”等、一日を通して楽しめる催しである。

皆様方のお越しをお待ちしておる!





徳川!YEAH康!

それではまた。

~玉(ガラシャ)へ~
誠に楽しそうな戦場であるな?!勝ち戦になるよう願っててくれ!
島津義弘である。皆の衆、息災であろうか。


“島津四兄弟"の長兄にして、薩摩島津家第十六代当主である島津義久公。




「鬼島津」と呼ばれ、戦場での逸話が豊富なわしと比べると、世間では兄上のことをよく知る者は少ない。




ここは弟であるわしが、兄上の偉大さをもっと天下へと知らしめねば…!


義久公は自らの居室に、歴史上に悪名高い暴君や罪人の肖像画を飾っておられた。

聖人君子ではなく、何故悪人の肖像画ばかり飾るのか?ある日、家中の者が兄上に尋ねた。すると兄上は


「良い行いの五つは真似しやすく、悪い行いの一つはなかなか止められない。」とお答えになられた。


偉大な人物の真似をすることは容易いが、人は知らず知らずのうちに愚かなことを行い、自分で過ちに気づいて改めることはなかなか難しい。


故に兄上は、居室に飾られた悪人達と同じ道を辿ってはならぬと戒めになさっておられた。


『悪人こそ我が師なり』


血気盛んな薩摩隼人達を束ねることができたのも、斯様に自らを律しておられた兄上の存在があったらばこそ。




予、辱くも義久公の舎弟となりて…


義久公こそ、島津家の盟主。
偉大なる兄上の逸話、また次なる機会に。


島津義弘
皆の衆!元気にしておるか?
隼之記(はやてのしるし)を見に来ていただき誠に嬉しき次第。


本日は清正様、細川忠興様との布陣にござった。
熊本城に足を運んでくれた者よ、ありがとうござった!!


そして、本日は師走六日、清正様と拙者が蘇り丁度二ヶ月にござる。
誠にあっという間でござった。

今でも清正様と共に蘇る事が出来、誠に幸せと感じておりまする。
拙者!この後も忠義を貫いて参りまする故、何卒お願い致しまする。



しかし、もう二ヶ月とは早い物である。
拙者もこの歳になると時間が経つのが早く感じる。
じゃが、一日一日が非常に大事な時間。
色々な事があり申したが、思い出に浸る事なく、常に前へ進んで参りたい。

清正様は蘇られて尚、各地の催し事にて勝ち戦をあげておられる。
拙者も清正様を模範といたし、日々精進して参りまする!



ここまで見てくれた者よ、ありがとうござる!
隼人