machitto.jp
子宮頸がん高度異形成・円錐切除から2週間【vol.4】
こんにちは くまがいみさです。
あれよあれよという間に円錐切除から2週間。
わたし、結構甘くみていました。
寝ている間に手術が終わって翌日退院してすぐに日常が戻ってくる。
と 思っていたけど
現実は案外しんどくて
なんだかまだ本調子じゃない。
何がしんどいかと聞かれれば「これ！」とは言えないんだけど
とにかくまだ出血は続いているし
27日の診察までは
自転車にのることも
湯船につかることも
子どもを抱っこすることも控えてと言われているので
なんとなく無理しちゃいけないのかな って思ってしまう。
痛みはないにしろ
ずーっとどこからか出血してるって
しんどくないですか？
なんとなく 貧血な気もするし
なんとなく疲れやすい気もする。
そう すっごいしんどいわけでもないし
日常を普通に送れているといえば送れているので
誰かに しんどい とヘルプを出すまでもないというか
それが逆にしんどい。というか。
だれか わかってくれますかね。
なんか書いてて今に限ったことじゃないな。という気持ちになってきました。
子どもが生まれて大変だけど
みんなも大変だし
なんとかやろうと思えばやれてるし
誰かにヘルプをだすほどのしんどさでは・・・
でも 誰かが手を差し伸べてくれたら
嬉しすぎて泣いちゃうかも。
そんな風にして 今 術後だけじゃなくて
産後ずーっと走り 歩き 続けてきたなあ。と。
そして
たまに誰かがそっと手を差し伸べてくれて
助けられてきたなあ。と。
お花を飾ったり
おいしいクッキーでお茶したりして。
のんびり過ごすのも悪くない。
手術の一週間後。
美容室に行ってカラーをしたら めーーーっちゃ疲れた。
そして 気に入っていたイヤリングカラーが消えちゃってショック。
でも だいじょうぶ。
なんとなく まだ本調子じゃないけど。
小さな幸せ拾い集めて今日も生きてます＊
恐怖の組織診 【vol.3】
2度目の検査でそれはやってきた。
「組織診」。
1度目の検査は しゅしゅしゅと綿棒のようなもの（実際見たことないからどんなのか分かんないけど）でこするだけ。
「今回は何箇所か取らせてもらいますね。」
と先生。
「取らせてもらう？」
え。どういうこと。頭がはてなマークだらけになっているうちに
「パチン！！」
「いったーーーーーい！！！」
思わず叫びました。
「はい。3箇所取るね。」
シンジラレナイ！！！まだ終わらないの！！！
もうやだあああああーーーーー！
本気で涙が出てきました。当時30歳。良い大人がやだやだ言いながら泣いてます。
「パッチン！！」
はい、もういっこ。
「パッチン！！」
私。気絶寸前でした。
ごめんなさいね。これからこの検査やるひと怖がらせたらごめんなさい。
たぶん「取る」というワードがいけなかった。（だったら何だったら良かったの？）
だって想像してみて。（イマジンじゃないけど。）
麻酔もなしに あの場所の細胞を切り取るのよ？
考えただけで恐ろしい・・・。
でもね、ぎゃーぎゃー騒いでるけど実際はそんなに痛くないらしいよ。（どっちよ。）
同じ検査をした友人でも
「全然痛くないじゃん。」
ってひともいるのは事実。
先生自身も
「その場所は痛覚が鈍いからそんなに痛くないはずなんだけどなあ。」
って。
言ってたの男の先生だけどね。（じゃ、自分女になって一度取ってもらってごらんなさいよ。って思った。）
いや、実際ほんとにそんな痛くないのかもしれないさ。
だけどね、「恐怖心」というものが痛さに拍車をかけているのよね。
その日は、しばらく内診台から立ち上がれませんでした・・・。
そして数日後。結果は・・・
「やっぱり異形成があるからね、これ以上はここで見られないから紹介状書くからそこに行ってください。」
と、家から歩いて10分の順天堂大学病院を紹介された。
この時私は
「私が検査であまりにも騒いだから、もうこいつの検査はしたくないって見放されたんだ。」
と、本気で思っていた。
今思えば、ひどい被害妄想だ。
そこから私と順天堂大学との長いお付き合いが始まることになる。
続く。
子宮頸がん異形成との出会い 【vol.2】
「出会い」だなんて・・・ほんとは出会いたくなかったんですけどね。
出会ったのにもきっと何か意味があったんでしょう。
子宮頸がん異形成との出会いはかれこれ６年以上も前。
えーそんな前なんだ。
と 自分でも思います。
現在6歳になったばかりの息子を妊娠する前でした。
2014年12月。（たしか）
あ、もう7年前なんですね。
選挙うぐいすの仕事のあと
駅のトイレで倒れたんですよね。
子宮が痛くて 全身から汗が出てきて 血の気が引いて。
それでトイレのブザーを鳴らして駅員さんに助けてもらったんです。
救急隊員に病院へ運ばれました。
その時の原因は分からないけど
たぶん色んなことが重なっていたんだと思う。
すっごい朝早くからの仕事で 緊張感もあり
なんせ空腹だった。
このわたしが 空腹！！！
血糖値下がっていたのかも。
でも 直感的に
「子宮頸がんの検査行こう。」
って思ったんです。
当時 都内・練馬区に住んでいて 区からもらったクーポンもあったことだし。
トイレで倒れたときの尋常じゃない子宮の痛み&不正出血？みたいのがあったはず。
だから これは 婦人科だ。
と思ったんですよね。
あのとき 行ってよかった。
検査は4つほど隣の駅のクリニックへ。
さささ と終わる 痛くも痒くもない検査でした。
（いやー やだけどね。子宮の検査。組織診に比べたら痛くも痒くもないよね。）
結果は・・・要検査。
だったかな？もう7年前のことだから。
でもとにかく また検査しなきゃいけないってことで ちょっと焦ったの覚えてる。
2回目の検査がもうトラウマレベルに恐ろしかった！！
続く・・・。
子宮頸がん 高度異形成のこと 【vol.1】
こんにちは くまがいみさです。
じつは昨日まで １泊２日で入院していました。
子宮頸がん 高度異形成の円錐切除術のため。
漢字だらけで何がなんだか分からない！という方もいるでしょう。
このことをちらりとインスタやフェイスブックで報告したら
「私も検診行かなきゃって思いました。」
とか
「実は私も今度手術なの」
とか
そんなメッセージをいただいたり
私自身 手術前や手術後 「子宮頚がん 高度異形成」とか「円錐切除」とかで検索して
少しでも情報を得たい と思っていたから
そして 同じ境遇で頑張っているひともいるんだな。って少し安心できたから
わたしもこうして文字に残していきたいな。と思い筆をとりました。（パソコンだけど。）
そんなわけで。
今は 元気です。（術後２日目）
本調子じゃないにしても
ひとりでワンオペ育児やってます。
でも なんだか眠いので 今日はこの辺で。
また改めて書きますね。
アデュ！！
まちっと柏＊くまがいみさ始動！！
おひさしぶりです くまがいみさです。
おげんきでしたか？？
私は育児子育て子どもな毎日を過ごしていましたが
ようやく
「自分のやりたいこと」
にも目を向けられる余裕
・・・いや、余裕なんてものはさらさらありませんが
「自分のやりたいことをやりたい！！」
と思える気力が湧いてきたので（今までどんだけ枯れていたのか。）
やりたいことの種まき はじめました。
そうしたら
司会の仕事をいただく機会が増えたり
やりたいことをやれるチャンスを与えていただけたり
きらきらときめくひと（恋とかじゃありません！！）に出会えたり
動き出したぜ！！という感じであります。自分の中で。
その中のひとつ
サンケイリビングさんが運営する先月から新しくできたサイト
「まちっと柏」で記事をかかせていただくことになりました。
こちらのサイトで「くまがいみさ」という名前で週に２本ほど記事を書いています。
よろしければぜひごらんください。
そして、ハートマークをぽちっと押していただけたら大変励みになります！！
どうかよろすくおねげいしやす！！
そんなわけで。
書くことは元々すきだったわたし。
それを仕事にしたことはなかったけど
ラジオのオンエアの後に
HPに文字や写真でオンエアを残していくという作業もやっていました。
声で伝えるおもしろさ
文字で伝えるおもしろさ
どちらもあると思います。
声だから伝えられるもの
文字だから伝えられるもの
どちらもあると思います。←しつこ。
どちらもわたしらしく 伝えていたらな
と思っています。
もう誰もみていないかもしれないこのブログも
またぼちぼち更新していけたらな。
アデュ！！