熊谷光紗のKotori Radio -5ページ目

一年前。




今から1年ほど前。

娘が入院した。

突然のことだった。

38度の熱が出て

そんなに苦しそうではないけれど

まだ生後3ヶ月になったばかりだから

一応病院連れてこう。



司会の仕事が終わり

日曜の夜

夜間の当番病院へ車を走らせた。


一通り感染症などの検査をしてくれて

レントゲンも撮ってくれて

告げられたのは

「RSウイルスですね。入院しましょう。」


え。え。

入院?!

動揺を隠しきれなった。


娘の心配もそうだけど

息子はどうなるのか。

そしてまず私の口から出たのは


「いつまでですか?!来週北海道行くんです。行けますよね?」


一週間後に 大切な友達の結婚式を控えていた。

彼女の結婚式に欠席するなんて事態は

私の人生に起こるなんて微塵も思っていなかった。

もう20年も前から。

いつか結婚したら

わんわん泣きながら

彼女の一生に一度の晴れ姿をお祝いするんだ。

そんな姿も想像できてた。

だけど 無念にも医者はあっさり

「短くても5日間ですねぇ。でも退院してもそんなすぐ飛行機に乗るのは、、、。」

結局娘は十日間入院した。

息子がいるので

親の付添いらない病院を紹介してくれ

毎日 面会へ向かった。


病院へ向かう途中

何度も涙目になった。

「娘に何かあったらどうしよう、、、。

どうか無事でいて。」


今でもその道を通るたびに

あの時の祈るような気持ちを思い出す。


赤ちゃんがRSウイルスにかかると

急変することがある。

だから入院を。

と調べたり聞いたりしたから。


昨日大丈夫そうでも

今日は危険なことになってるんじゃ、、、。

とにかく心配だった。


この1年。

もしかしたら 日帰りでも友達の結婚式に行けたんじゃないか。

と ふと思うことがあった。


でもやっぱり

あの時の私には


娘を置いて行くなんて考えられなかったし

その考えは思い浮かばなかった。

大切な友達の結婚式に出席出来なかったこと。

たぶん

人生の悔しいランキングのかなり上位に入るだろう。

だけど 後悔はしてない。


誰よりも彼女の幸せを願っている気持ちは変わらないから。

そんなことをまた今日も思い出した

打ち合わせまでの道のり。


まだまだ暑いですね。

熱中症にも コロナウイルスにも

どうか気をつけて。


あなたもわたしもみんなみんな元気でありますように。

写真はまもなく1歳3ヶ月の娘。

すくすく育っています*

食べることは生きること。

突然ですが

食育の勉強をはじめました。

これが 

すっごく

おもしろい!


自他共に認める食いしん坊のわたし。

このステイホームの期間に

いきなり

まさかの

勉強したい!!

という気持ちがめばえ←学生時代なぜめばえなかった。


勉強するなら食のこと

ってなわけで

食育のテキストを取り寄せ勉強中。


食品ロスについてもともと関心があって

いつか 小学校とかで

食べ物のことについて伝えたい

給食のロスを減らす活動をしたい。

と密かに思っていました。

それがどうやったらできるのか謎だけど

この勉強は

その自分のやりたいことにとって無駄じゃない。

と思い はじめた次第です。


伝えるということを仕事としてやってきたわたし。


そこに 食の知識をプラスして

やりたいことにつなげていけたらいいな。


我が家の子供たちも食いしん坊。

娘はまだ10ヶ月。

離乳食ですが 毎日もりもり食べています。


我が家は食いしん坊たちですが

世の中の子 みんながみんなそうではない。


全然食べてくれない。

って肩を落としてるお母さんもいるだろう。


そんな人たちにも 大丈夫だよって言ってあげられるような


何か知識を得られたらいいな。


食が大事なんだから頑張って!
ちゃんと食べさせなきゃ!

とかじゃなく

寄り添えるような

そんな食育アドバイザーになりたい。

食育アドバイザーって!


わたし そんなふうになりたいって思っていたんだ。


と あらためて文字にして知る。


写真は我が家の餃子。

ぱんぱん!

50個。

黙々と包みました。

今回はひたすらひとりで包んだけど

いつか子供達と一緒に包みたいな。


実家の母と包んだあの日みたいに。

こどもの日

今日はこどもの日ですね。

柏餅を生活クラブで注文していたんですが

まさかの欠品!!

買い物は冷蔵庫の中身が極限までなくなったら。

と決めているので

柏餅買うためだけに外出したくない・・・

と思っていたら

義実家から こんなに素敵なカステラが届きました!!


長崎の異人堂の鯉カステラ*

かわいー*うれしー*


ちょっと痛々しいですが

おいしくいただきました*


緊急事態宣言が5月末まで延長されましたね。


はじめのうちは 

コロナ怖いって恐怖と

思うように外出できないストレスと

外が大好きな息子にあまり外に連れて行ってあげられない申し訳なさとかで


早く早くコロナ終わって!!!


って祈るような毎日でした。


でも


夫が 緊急事態宣言が出された日から在宅になり

子どもが生まれてから初めて

脱・ワンオペ育児

を体感しています。


我が家は毎日が日曜日。


三食家族揃って食べて

家事も育児も半分こ。

そしてなにより

娘が初めて歩いた瞬間を

家族揃って一緒に見られたことが嬉しかった*


こんなことがなければ

こんなにずーっと一緒に家族がいることなんて

なかったでしょう。


わたし この生活 悪くないと

いや 好きだと 感じています。


でも もちろん

このままだと経済的に不安だし

この生活があるのは

今 必死で頑張ってくれている医療従事者の方々

スーパーやドラッグストアで働いてくれている方々

流通をしてくれている方々

他にも 人々が生きてくために働いてくれている方々がいるから。


それを 絶対に忘れたくない。


感謝の想いをしっかり胸に刻んでおきたい。

できれば それを伝えたい。


と 思って

先日スーパーに行った時に

レジのひとに

ありがとうございます。

って言おうと決意していたんだけど


あまりにも家族と以外話していない毎日だったからか

ありがとうどころか

目を合わすことすらできなかった!


ほんとは声を大にして言いたいくらい!


ありがとうございまっす!!!


この生活 気に入っているけどやっぱり

みんなみんな安心して笑顔で暮らせるためには


1日も早い収束を目指すべきだよね。


「国民の皆様が(ステイホームを)頑張ってくれているおかげで、、、ありがとうございます。」


とかって 政治家の方とかが発言することあるけど


なんだか違和感感じるのは

あなたのために頑張っているんじゃなくて

自分のためなんだよ。

って思っているからかな。

しかも

がんばっていないんだな わたし 満喫してるんだな。

って 思っちゃうんだよ。


ほんとに頑張っているのは

今みんなのために働いてくれている人たちだから。


むしろ

ただ 家にいてください。


なんて 「頑張る」の反対なんだよ

働いてくれているひとに申し訳ないくらい

私が ありがとうって思っているんだよ。


家にいる。


そんなことを頑張るだなんてね。


なんか違うんだなあ。

家にいることってがんばることじゃないもんな

わたしにとっては。


ただ これがワンオペだったらきついかも。

ワンオペで頑張ってるひとは

ほんとに頑張ってると思う。

フレフレ!だと思う。


だから わたしは わたしにできること。


とにかく


家族が感染しないように全力を尽くす。


ただそれだけ。


ステイホーム。

どうかあなたもご無事で!!

ふるさとからの便り

お元気ですか?

わたしは元気です。

今日 第二の故郷 栃木県さくら市のいちご農家さんから苺が届きました。


すごいでしょ すごいでしょ。

これぞ 苺の宝石。

ここの苺を初めて食べた時

いちごって こんなにおいしいんだぁぁぁ!

と感動したのを思い出します。


今年も 桜の咲く頃に さくら市に行きたいな。

って思っていたけど 断念。

今年は食べられないかな・・・

って諦めていたけど


本日 おうちにやってきました!!


急に輝きだすおうち時間!!


農家さんにお礼の電話をしたら

「東京の娘にも送ったんだ〜」

って。


娘さんも 夢を叶えるべくひとり上京して頑張っているお嬢さん。


きっと実家に帰りたくても

帰れない 帰っちゃいけないって

がんばっているのかな。


そんな娘さんを心配して 応援して

いちご一粒一粒大切に詰めて送ってあげたのかな。


東京にいる娘さんに送るのと同じに

わたしのことも思い出してくれたのかな。

なーんて勝手に思ったりして


ほんわり心があったかくなりました*



かくいう私も

この春 実家への帰省を断念しました。


息子共々とても楽しみにしていた帰省。

親も高齢だし 自分たちは大丈夫でも 移しちゃいけないって思って。


これが 案外 しんどい決断だったのを今になって感じる。


帰らないことを当たり前だって思ってたけど

でも やっぱり ほんとはすごく 帰りたかった。


里帰り出産から自宅に戻って 

子育て頑張って

ようやく春になったらまた会えるって思っていたのに。


飛行機のキャンセルは迷わずやったけど

ふとしたときに

わたし すごく帰りたかったんだ。

っておもう。


だから いまは ステイホーム。

だからこそ わたしは 外へ出ない。

1日でも 1秒でも早く コロナが収束するように。

家族に会えるように。





おうち時間

こんにちは*

お元気ですか?

心も体も 辛くなっていませんか?

わたしは ほどほどに 元気です。


げんきでぇぇぇす!

と バンザイしながら叫べるくらい元気ではないけど

げんきないよ。

と弱音吐けるくらい無気力でもなく。


前回ブログ更新したときとは

世の中が変化しすぎていて

わたしは 週に一度 スーパーへ買い物に出るくらいしか

外出していません。


ステイホーム。


超がつくほどインドア派なわたしにとっては

全然苦ではないけど 

外遊び大好き!な

4歳男児にとっては

しんどいだろうし わたしも心苦しい。

だから

週末に 息子が喜びそうなものをスーパーであれこれ買い込んで


おやつ食べながら

新しく購入したドラえもんのボードゲームに

息子とふたり

一喜一憂する日々を送っています。

昨日は

うちの小さな庭でバーベキュー。

生活クラブの大きな豚肉。

焼いて塩胡椒だけで

とーーーってもおいしかった!


おいしいねぇ!


と 家族と目を輝かせながら食事する時間が


いま なによりの幸せ。

いや

今だけじゃないな。


わたしにとっての幸せって

ずいぶん昔から

そういうことだったのかも。


おいしいねぇー!


って時間って 大切。


おうち時間。


そんな時間を 少しでもたくさん作って行こう。