全ては攻撃されたと思う実母 | シングルマザーの第二の青春!

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フルタイムで働くシングルマザーです。同居していた認知症要介護4の父親を令和5年3月に見送り、着物と盆栽をたしなみつつ第二の青春を謳歌しています。ときどき毒親に対する毒を吐いてます。

朝起きて冷蔵庫開けようとしたら、扉が少し開いていた。
あぁまたか。
我が家では冷凍庫も含めて、冷蔵庫の扉が少し空いている事はよくある。
昨日話した怪我もそうだけれど、とにかく母親は行動が雑なので、冷蔵庫に限らず閉まりにくいドアを無理矢理押し込んで閉めたりとかドアの扉を確認しないで、閉めたりと言うことが、いわゆる高齢者になる前からよくあった。
今回も、ドアをそっと閉めようとしても何かが引っかかって自然には閉じない。ギュッと無理やり閉めて、なんとか閉まっている感じ。
こういう時は大抵母親が冷蔵庫にいれた何かが引っかかっているので、おかずの入ったお皿やをチェックしていくと、
1番上の棚にある。4個セットのヨーグルトが引っかかっていた。奥に納豆があり、その手前にヨーグルトがあるのだが、ドアポケットとぶつかって、扉を跳ね返してしまっていた。

これをぎゅっと押せば、何とか閉まらない事は無い。でもそれもちょっと軽い力で開いてしまうような次元。
おそらく奏太が何かで冷蔵庫を開けて閉めたときに、ぎゅっと閉めなかったので閉まらなかったんだろう。
中のものは結露していて(明らかに庫内の温度が高い)、お刺身やら生肉やらもあったので、「冷蔵庫の扉が一晩空いていました。生物は痛みやすくなっています」と書いた紙を冷蔵庫の扉に貼った。そして、「犯人の」ヨーグルトを移動した後「納豆の前にヨーグルトを置くと扉は閉まりません」と貼っておいた。
普通の会話ができる相手なら「冷蔵庫の扉空いててさぁ、あそこにヨーグルト置くとドア閉まらないよ。」「あら、そうだった。気がつかなかったわ。今度から気をつけるわ」で済む話だけれど、昨日の会話を見てわかる通り、何しろすべては自分が攻撃された、自分が批判されたと感じて、弱い犬ほどよく吠えるっていうか、攻撃は最大の防御というか、出来事に対して、不釣り合いなほどの攻撃が自分に返ってくる。
でも今回のことは、何回も繰り返されたら困るし、それこそ普段から物の管理も雑で、肉やお刺身の消費期限の管理もいい加減なので、自分自身が腐ったもの食べさせられた困るという思いから「ドアが開いていました。生物が痛みやすくなっています。」「ここにおくとドアが閉まりません」と事実だけを書いて貼っておいた。(ちなみに母親の「張り紙」は、ものすごく攻撃的な文言やら、自分の感情やらが入る。こうしなさい!とかやめてください!とか「!!!」とかもよくつく。)
そしてこの張り紙貼ったあと、母親が起きてきた。私はその反応をちょっとビクビクしながらでも見ないふりをしていた。それこそ20分ぐらいしてから、いきなり母親がこう言った

「私はちゃんと閉めたわよ!!!!ちゃんと寝る前に確認したんだから!!!!」

昨日自分の言う事は独り言だと宣言されていたので、なんか独り言言ってんな、ということで、私も一言も言い返しもしなかったし反応もしなかった。
ただ冷蔵庫を見ると、私が貼った張り紙は床に投げ捨てられていたので、相当お怒りだったんだろう。

ただ言わせてもらうならば(言わないけど)自分じゃないのであれば、昨夜ドアが一晩開けっ放しでしたという張り紙は剥がしちゃいけなかったんじゃないか?
だって開けっぱなしだったのは奏太だし、そもそもうちの冷蔵庫はぎゅっとしないと閉まらないことがあるなんて知らないんだから。

結局は母親は、全てを攻撃されたと感じてしまう。
しかも、やばいとか心当たりがあると思う時ほど、切れ方がすごいので、今回もそうなんだろう。(ちなみにヨーグルトと納豆の置き場所を実験して確認してた)
幸いにして私はすぐにお仕事に行くことになったので、その怒りを受けてやることもせずそのままお仕事に向かった。

それにしてもどうしたらああいう人間が出来上がるんだろうか私自身あの親に育てられて、ちょっとその傾向あったけど、これじゃうまくいかないって気がついたけど。

考えてみればあの人、集団生活したことないんだな。18で上京、23歳であの父親と結婚してすぐに出産。
その後はパートのみ。外面はいいから、人とぶつかり合うこともせず、嫌なことがあれば家で八つ当たりしてた。
だその八つ当たりを受けるべき父親が何も感じない人だったから、結局私がそのメッセージを全部受け取っちゃったんだけど。

おそらく今朝の事はあれでは終わらない。多分腹の虫が治らないから今も私への仕返しをいろいろ考えてんだろ
子供の私なら、ご飯を作ってもらえないとか完全に無視されるとかは、命に関わる恐怖だったけれど、さすがにもう60近くなって社会人で正社員でどんな脅しも怖くないし、何なら私を敵に回すとあっちの方がデメリット大きいけど。
そんなふうに思えたのが、もうすぐ還暦を迎える56歳っていうのはちょっと情けないけどね。