花とゆめ展に行ってきた | シングルマザーの第二の青春!

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フルタイムで働くシングルマザーです。同居していた認知症要介護4の父親を令和5年3月に見送り、着物と盆栽をたしなみつつ第二の青春を謳歌しています。ときどき毒親に対する毒を吐いてます。

先週日曜日、おら東京さ行くだ!ということで
花とゆめ展を見るために東京のど真ん中六本木に行ってきた。



花とゆめ展は、テレビ朝日の本社ビルの目の前で、近代的な建物がたくさんある、私にとっては別世界だった。





52階の展示場に行くと、東京が一望できる。ガラス張りのフロアに懐かしい。漫画家の絵がずらっと並んでいた。




そして、その絵の向こうに東京タワーが見えた。


東京タワーの前のガラスには、この漫画のキャラクターが飾られていたんだけど。




これは蓮くん。漫画のキャラクターで東京タワーをちょうだいと言って、様々な事件を起こしていく子供だ。



「ぼくの地球を守って」は、私の大好きだった漫画家の作品だったし、私が好きだった超能力者だったし、前世の記憶に翻弄される壮大な漫画だった。


当時は、花とゆめには、ぼくの地球を守ってという漫画以外にも、超能力者が戦い合う漫画とか、子供の虐待を取り扱った漫画とかボーイズラブの漫画とか、当時では斬新なテーマの漫画がたくさんあった。それこそ、原子力発電の是非を問うような、めちゃくちゃハードなテーマとかもあった。ただ逆に言えば、すごく好きな漫画ははまったけど、興味のない漫画もたくさんあったけど、とにかく私の周りには花とゆめを読んでいる人もファンと言う人も1人もいなくて。

感想を話すこともできず。


だから自分は変わり者、マイノリティだとばかり思っていたら、見に来ていたお客さんの中には、私と同年代の人もたくさんいて。

あー私やっぱり新しすぎたのかなってちょっと思った。


原画がたくさん展示してあるエリアは撮影禁止だったけれど、その手前にご挨拶と言うパネルがあった。







そこには、ジャンルにこだわらず、面白いものなら、何でもオッケーと言うコンセプトで作られてきたと言うことが書いてあった。

結局、編集者さん達の根底にある価値観みたいなものに、私は惹かれていたのかもしれない。


膨大な数の原画を見て、懐かしさやら嬉しさやらいっぱい感じた後、同じフロアにある花とゆめをテーマにした

レストランに入った。


案内されたのは、会場が見渡せるところ。




普段なら絶対に買わない高い飲み物も買い(笑)。


50周年のパーティーをお祝いしてきた。


大げさだけど、あの当時、人と違う漫画を読んでいる自分は変わりもの、と思っていた、ちっちゃな劣等感をぬぐえたような気もする。


余談。

今回会場に行く前に、テレビ朝日の建物の近くを歩いていて、ふと目を上げると。









おおーー!これは私の推しがラジオパーソナリティをやっているところではないか!!


ファンクラブHPに、ここから東京タワーの写真を撮っている姿の写真があった。


私はいわゆる「聖地巡礼」とか、ロケ地とかには全く興味はないけど


ぐうぜんの出会いは、感動!


本人に会えたわけじゃないのにね(笑)


私にとっては大都会に行くのも勇気が行ったけど、行かずに後悔しなくてよかったわー。