ぜ~~~~~~~~~~~~んぶ、気のせい! | 旅館復活大作戦!!日本全国の旅館に、もっと元気になって欲しくて始めた ブログよ。

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あれもそれも、全部気のせい。

 

 

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個々人の人間関係の作り方は、そのまま幼少期に親とどんな風に関係を築いていたかで決まるそうです。子どもの時に沁みついたものを、大人になってもくり返すようにできているんですね人間は。

 

 

わたしには、対人関係において、極度に「サブテキストを探るという癖」があります。これは、幼少期に家庭内でサブテキストの読みあいがさかんに交わされていたからだと思われます

 

 

わたしは「気を回せ!」「気を遣え!」という父の号令の元育ちました。加えて、生来小心者でもありましたので、そのふたつが作用して、周囲へ神経を張り巡らせるのが幼い頃から習慣になりました。こうして、一見明るくてひょうきん者なのに、その実、妙に人の顔色をうかがうおかしな人間になりました。

 

 

気を遣うことが習慣化されていて、良かったこともいくつかあります。「自分のことをよく見てくれていてありがとう」というようなお礼を言っていただいたこともありましたし、高校時代、尊敬していた先輩に、「安達の長所は気が利くところ」と誉めていただいたこともありました。

 

 

 

しかし、この「気を回す」ということの弊害として、「存在していないサブテキストを勝手に拾ってしまう」という厄介な癖もセットで身に付いてしまったことは否めません

 

 

 

サブテキスト。説明不要かもしれませんが、一応言葉を添えておきますね。

 

 

 

街中で柄のあまり良くない方と肩がぶつかった際、「どこ見て歩いてんだコラ」とすごまれて、「いえ、前を見て歩いてました」と返す方はいませんよね。これは、言葉の上では「どこ見て歩いてんだコラ」なのですが、この柄のあまり良くない方が本当に伝えたい気持ちは「ぶつかってんじゃねーぞ」かと思われます。この「ぶつかってんじゃねーぞ」がサブテキストになるわけですね。この例は、「もういっぺん言ってみろコラ」等にも当てはまります。言葉通り受け取って試しに同じことをもういっぺん言ったら、グーパンチなんでしょうね、きっと。

 

 

 

ハッキリ表現してはいないけれど、本当に伝えたいこと。これがサブテキストです。

 

 

 

面倒くさいですね、サブテキスト。伝えたいことがあるならハッキリ分かりやすく表現したら良いのに。京都ではお茶漬けを出されたら、暗に「もう帰れ」の意味という逸話は有名ですが、これなどすさまじいサブテキストだよなぁ。意味が分かんないフリしてお茶漬けお代わりしてみたいなぁ、美味しいですねあと5杯くださいって。

 

 

 

あ、本題に戻ります。

 

 

 

でもね、このサブテキストって、すっごい難しいと思うんです。正しく把握するのって。よく、女性が言う「もういい」は「全然良くない」の意だっていうけどそんなの男はわかんねーし! との趣旨の話を聞きますが、これ、男女双方の気持ちがとても分かります。

 

 

 

わたしは男性といれば女性の立場に当然なりますが、女性の集団においては男性の役割を担うことがよくあります。女子校に通っていた時などが顕著でした。そして、女性の集団にいてもなお大変女性らしい方のサブテキストに悩まされることがよくありました。

 

 

 

しかし、女性の使うサブテキストならば、一応はわたしも女性の端くれだから、予想くらいはつくのです。あ、口ではこう言ってるけど、本当に伝えたいのはこっちでは? と。しかし、性別に関わらず、そのサブテキストがなかなか読み取れない方も中にはいて、そうすると勝手にこちらが悶々としてしまうハメになります。

 

 

 

え、口では今こう言ったけど、本当に伝えたいことってこっち?

それとも、あっち?

はたまた全然別のこと?

 

 

 

いくら考えても分かりません。そして勝手に消耗するのです。

 

 

 

でもね、こんなの毎回ちゃんと分かる方が変なんです、そもそも。サブテキストなんて。だって、「ハッキリ表現されてない」んだから。予想だけならいくらでもできるけど、合ってるかどうかは、本人に確かめてみない限りいつまで経っても分かりません。おそるおそる確かめてみたら、「え! 全然そういうつもりで言ってないよ~」なんて答えが返ってくるのも多い話じゃありませんか。

 

 

 

だから、思います。

 

 

 

あの人にこう思われてるかもしれない、好かれてるかもしれない、嫌われてるかもしれない、怒ってるんじゃないかしら、あきれてるんじゃないかしら。それ、ぜ~~~~~~~~~~~~~~んぶ、気のせい!!! 仮にそうだとしても、汲み取れなくって構わないんです!! だって、本人がハッキリ表現していないのだから!!!

 

 

わたしは一体、誰に力説しているのでしょうね。自分かな? 簡単にまとめると、本人に向かってきちんと確かめる気がないのであれば、相手のこころを探る時間のほとんどは、ダーム―(訳:無駄)ということなのだと思います。

 

 

以上、サブテキストを読むことをあきらめた安達がお送り致しました!