「息吹之笛」若狭から高島の旅路シリーズ第四話です。

 

 

 

乙女ヶ池は壬申の乱や藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱の舞台となったところです。

 

壬申の乱は古代史最大のクーデターといわれる乱

天智天皇の弟である大海人皇子(のちの天武天皇)VS

天智天皇の皇子である大友皇子 

おじさんとおいっこの戦い

 

藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱は

藤原仲麻呂 VS 孝謙上皇&道鏡 

 

 この争いで藤原仲麻呂はこの地で負けて

藤原仲麻呂が後ろ盾であった淳仁天皇は廃帝され淡路へ流されます。そして淡路で亡くなります。(殺害された疑いあり。)(琵琶湖の反転したのが淡路島と言われていたりするから、なにか因縁が深い...)

 

 淳仁天皇も孝謙上皇もどちらも天武天皇の血筋です。淳仁天皇は天武天皇の皇子、舎人親王の七男。舎人親王の母は天智天皇の娘であり、天武と天智の両方の血筋があったそう。

 

 乙女ヶ池の周辺は古く三尾(みお)といい、乙女ヶ池の前に参拝した水尾神社は「みずお」と読むのではなく「みお」と読みます。

 

 ミオという響きのある範囲はけっこう広く、

 

 彦主人王塚古墳の近くにある三重生神社は「みおう」と読みます。継体天皇の両親である彦主人王と振媛がまつられています。

 

 安曇川駅から近い三尾里(みおざと)地区という集落は継体天皇の胞衣塚があったり、神代文字の石があったりします。

 

 その隣の集落、天皇橋を越えたところには鴨稲荷山古墳があり、ほんとに豪華な金でできた冠や装身具を身につけた方が眠っておられた石棺がそのまま見られます。

 

 

『内湖・乙女ヶ池は、かつて表の湖(琵琶湖)に対して、ウラウミ、セドウミ(セド=背戸)などと呼ばれていました。
万葉の時代は「香取の海」と呼ばれ、山の麓まで琵琶湖の入り江でした。
 

藤原仲麻呂(恵美押勝)が挙兵に失敗し捕らえられ斬罪されたと伝えられる「勝野の鬼江」もこの乙女ヶ池の辺りであろうとされており、戦国時代には信長の命により築かれた大溝城の外濠として利用されたりと、幾多の歴史を秘めた場所です。』 https://oomizo.shiga.jp/post-628/

 

 

 セド、背戸というと拝戸(ハイド)も関連して思い出します、拝戸というのは「ミオ」と読む水尾神社のある集落を

「ハイド」といいます。hide=隠された〜✨

 

 

 

 

 

雲龍さんの笛の響きに合わせて

 

ハタさんが舞われます。オイリュトミー

 

ほんとこの笛と舞の奉納の間だけ

時空間が完全に別世界に飛んでいたというか

 

奉納が終わった瞬間に

時間が解けて

 

ざわざわと釣り人たちや家族連れ

レジャーを楽しむ人たちで

にわかににぎやかになったのには

驚きました。

 

時間が止まっていたみたい。

 

その後、チャーミングな猫さんや大きな蛙のご挨拶がありました。

 

奉納が終わった後の乙女ヶ池の空

 

 

 

そして旅の最後は白髭神社です。

 

 

お山の御神体、磐座のところに

みなさんと登り

 

磐座を前にして

なんとなく笛を吹きたいなぁって思ったんだけど

だれも吹かれる様子がなかったので

まぁいっかと思って降りかけたら

 

雲龍さんが笛を吹いてくださったので

みなさんといっしょに笛を吹きました。

あぁよかった

 

山の磐座のところで笛を吹いたので

湖でも笛を吹かねばならぬ?ということで

 

交通量の多い道の車の切れ目をぬって渡り

 

みなさんと息吹之笛を吹きました。

 

 

参拝が終わったあとの白髭神社の空と光です。

 

 

 これまでもわたしは、なんだかこの地には

ものすごく深い古い歴史の重なりが感じられると思って

神事をされる方を含めたくさんの友人たちをご案内をさせて頂いたり、またわたし自身でもできる限りの神事をさせて頂いたりはしてきました。

 

 その時はその時で、すごく明るくなったように感じたり、

虹が出たり光が差したりとそれはそれは盛大な神様の祝福、宇宙のOKサインはあったりはしていたのですが、なんだかなぁ〜と思っていたのです。

 

 

 でも、今回小野佳代子さまからご縁をいただいて

雲龍さんみなさまの「息吹之笛」の旅路の案内役をつとめさせていただいて、

 

 

 ひと段落、終わり✨

 

 と

 

 

 そして、これからの始まり✨

 

 

 を感じました。

 

 

 

 これから、始まるんだ✨

 

 これからまた出会っていくんだ、始まっていくんだ✨

 

 

 

 新時代の幕開け✨いひひひひ!

 

 

 

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