父からの手紙 | くまちゃんのわらって日記。

くまちゃんのわらって日記。

人間大好き おしゃべり大好きくまちゃんが日常の見聞きしたことを綴ります。

 

   小杉健治 作

   光文社文庫

 

主人公・麻美子とその弟・伸吾の元に、毎年誕生日に届く手紙。

差出人は、2人が多感な時期に家族を捨て

家を出て行った父親・伸吉だった。

2人はその手紙を心の拠り所にして生きてきたのです。

しかし そのあとに事件が起きます。。

一方、異母兄弟である兄夫婦の隠された事情に

疑いを持ち行動する中で、事件を起こし

9年服役した後に出所したもう一人の主人公・圭一。

そして、主人公たちがしっかりつながっていたことが、

後半にたたみこまれるように解明されます。

父からの手紙は、涙をさそいます。

FBでの紹介記事で土曜日の書店で購入しました。

石川さん、ありがとうございます。

店長さんに探してもらいました。今 これ 売れてますって。

お勧めポップも素敵でした。

電車の中で読み 帰宅しても読んで 一気に読み終わりました。

帯に「 最後の手紙」を読み終えたあなたはきっと涙が止まらない・・・。

父から娘への無上の愛に溢れる感動ミステリーの大傑作とありました。

出版から12年めにこの作品が、再びブームになっているようです。

 

  読書の秋です。

  私には電車内がそんな至福の時間になります。

   やっぱり 読書が大好きです。

 

     父からは年賀状ぐらいしか 手紙らしいものもらってなかったけど

   これだけは ずっと 持ってます。

   ありがたくて 使えません。