LEE 文
酒井駒子 絵
ブロンズ新社
ひなちゃんは、母猫が置いていった子猫の世話を始めます。
最初は手放しでは歓迎しませんでしたが、
世話をするうちに少しずつ愛情を感じるようになります。
母が出かけ、子猫の姿が見えなくなった時に、自分が迷子になって、
母と離れた時の不安な気持ちを思い出します。
そして母猫の代わりに自分が子猫を守ると決心します。
グレーや薄い茶色、肌色がベースで、ひなちゃんの服や猫をくるむ
ブランケットの水色やピンクがきれいです。
猫のきれいな青い目は宝石のようです。
ヨクネルのねこの名前がいいですね。
皆さんもきっと大好きじゃないかと思う酒井駒子さん。
日本のみならず 海外でも人気がありますね。
その酒井さんもお母さまが 3人のお子さんの子育てを振り返って
絶対に読書好きにさせたというエピソードを先週 聞いて感動しました。
何が何でも読書好きにさせるときめてのあれこれ 三人三様だったそうです。
駒子さんは 絵がとても好きなお子さんだったそうです。
そのあと いい出会いをして成長させてもらったというのは
随分前に聞いていました。
やっぱり、引き立てられる魅力をもち
いい出会いをすることも人生には必要なんですね。
本人の天性の才能や努力もあるのは もちろんですが。
酒井駒子さんの絵で癒されて
今週も良いスタートをしたいです。