夜空いっぱいの星やメリーゴーランド、
大きなかぼちゃやこちらを見つめる牛の群れ・・・。
叙情豊かでどこか懐かしい様な雰囲気もある不思議な絵。
だけど一度見たら頭に残って離れない「一目ぼれ」をしてしまう絵。
そんなバーバラ・ガリソンの絵が表現しているのは「かず」。
「かず」の中の「1」。
1と言うのは一番小さな数字だと思っていたら、
この絵本を読んでいるうちに
とても大きな数字なのだと気がつかされる。
知っていたのかもしれないけれど、
やっぱり驚いて世界がぐんと広がった気がする。
そして1について色々考えれば
考えるほど更にぐんぐん広がっていく。
さいこうの「1」ってなんだろう?
こんな風に考えてしまう瞬間こそが
絵本を読んだ時の喜びなんだと思う。
英語では one しかないのに
日本語では 一枚 一個 一本 などなど
奥深いですね。
連休は いかがお過ごしでしたか?
引き続き 台風の影響が
心配ですが これ以上被害が
大きくなりませんように。