クラッチ交換
昨日はエンジンをやっと元通りに車に乗せた。こんどは、クラッチを組み込む。
フライホイールは、軽量化しておいた。街の古いエンジン屋さんに持ち込み、肉抜きをしてもらった。9.65Kgから7.3Kgに少しだけ軽くなった。
クラッチ板、クラッチカバーも新品に交換。
日が傾いた夕方から夜遅くまでかかって、フライホイール、クラッチ、ギアボックスを元通りに組み込んだ
昭和にタイムスリップしたようなエンジン屋さん。たよりになる親爺さんだ。もしどうにもならなくなったら、駆け込めばなんとかしてくれるはず。旧車から新車までエンジン本体と関連部品を何でも修理できる。ディーラーの修理工場では手に負えない部品が持ち込まれる。
ミッション修理 その3
ギアボックスからギアを取り出すことができ、清掃と痛んだ部分の特定に進む。ピンを抜く工具、クリップを外す工具、洗浄用のたらい、固定用万力、グリス、ブラシ、液体ガスケットなどをアストロプロダクツへ買いに行った。
車用の工具専門店で、安い台湾製の品揃えもあり、使用頻度が低い私にはうれしい。
写真を撮りながら、少しずつ分解していく。ほとんどのギアとベアリングの分解が終わり、部品を一個ずつ洗いながら、磨耗を見ていく。
メインシャフトのエンジン側のベアリングがひどく痛んでいた。これでは一速のギアが抜けるはずだ。あらかじめ買っておいたベアリングは、カウンタシャフト用だったので、ベアリングをまた手配しなければいけない。
これを機会に全てのベアリングを交換することに決めた。ついでにクラッチとフライホイールの軽量化もやることにする。まだ2~3週間かかりそう。
ミッション修理 その2
取り外したギアボックスをゴルフのトランクにのせて車検屋さんに向かう。あのオッサンがまだいることを祈りながら。
ゴルフの検査を滞りなく完了し、オッサンのデスクに行き、サニトラのギアボックスが分解できないので助けてくれと頼んでみた。手が空いたら見てあげるよと、うれしいお返事。
オッサンは、20年ぶりに触ると言いながら、かなりウレシそうにアッチコッチをカチャカチャやっている。5分ほどケースが分解でき、中身のギアと対面できた。
ケースを分離するときは、レバーを必ずニュートラルの位置にしてやらなければダメなんだと。そんなことはまったく意識せず分解を始めたので、分離できなかったとわかった。
中身のギアの分解手順について説明をしてもらった。近くのお店で洋菓子の詰め合わせを買って御礼した。そんなことは困る、と言うが、今後もお世話になるつもりなのでとあつかましい申し出をした。
ミッション修理
サニトラのミッションが調子悪くなり、放置できなくなった。発信時にギアが抜けてしまうので、レバーを押さえなければならない。2,3速もかなりの音が出るようになった。
ギアボックスを下ろして、分解清掃と部品交換をすることに決めた。まずは、ジャッキアップした車の下にもぐりこみ、格闘3時間、ギアボックスがやっと外れた。
続いて、ギアボックスの分解をはじめるが、どうしてもケースからシャフトが抜けない。寒くなってきて火も暮れ始めたので今日の作業はこれでおしまい。
整備手順書無しで挑むのは無謀だったかも。いつも車検を頼む車検屋のおっさんが、昔ニッサンで働いていて、サニトラを見て懐かしがっていたのを思い出したので、明日ゴルフを車検に出すついでに相談してみよう。
エンジン生き返る
暖かい土曜日。久しぶりにゆっくりサニトラいじりができた。
気になっていた負圧チューブを全て取り替えた。アイドリングが安定した。
タペットも再調整。エンジン音も静かになった。
へたったシートをばらすと中のスポンジが限界だった。
低反発のスポンジをシートの形に切って、あんこに使った。
なかなか乗り心地が良い。
あと気になっているところ。
キャブのフロートのレベルが2mmくらい高い → キャブ分解オーバーホール
ミッションオイル漏れ → オイルシール交換
エンジンオイル漏れ → オイルパンシール交換
ショック抜け → アブソーバ交換
タイヤ磨耗 → タイヤ交換
ボンネット下がり → ゴム交換
ブレーキかた効き → 原因調査必要
こうやってまとめてみると結構ある。
こまめに手入れをしてやろう。