ALWAYS 三丁目の夕日'64 | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!

シリーズ3作目、前作から5年くらい後の1964年が舞台。自分が生まれるちょっと前なのが口惜しい部分もありますが自分がうっすらと覚えている東京が感じられてかなりノスタルジー♪お話の方も一区切りなそれぞれのエピソードが描かれていて3作中で一番お気に入りな作品でした♪

東京オリンピックを間際に控えた64年の夕日町三丁目。晴れて家族となった茶川(吉岡秀隆)とヒロミ(小雪)と淳之介(須賀健太)の家にはようやく白黒TVが購入されたが向かいの鈴木オートではオリンピックに備えカラーTVが購入された。そんな中、淳之介は将来の進路に悩み鈴木オートの六子(堀北真希)には仄かな恋が芽生えていたのだが・・・

自分の家にカラーTVが来たのは幼稚園の頃なんですがそのTVに磁石を当てて画面に映っている画が歪むのが面白くってメッチャ怒られたのを覚えてますwww♪今思えば当時はとても高価なモノだったので仕方ないですよね~♪そんな事思い出しながら見てましたが茶川のお父さんのエピソードやそれをなぞる茶川と淳之介のエピソードにウルウルきました(T_T)昨年観た「ゴジラ-1.0」もそうでしたが吉岡秀隆の演じるヘタレ役というかハッキリしないキャラが昔からちょっとイラついて苦手だったんですよね。何故か「寅さん」の彼にはそういった感情は湧かないんですけどね。でも本作をシリーズ通して見て、見ている此方をイラつかせる程に役に徹してる、そう思わせる演技ができる人なんだなとようやく納得出来ました。

森山未來にはすっかり騙されて驚けたので六子のエピソードも盛り上がりました♪婚前一泊旅行に怒髪天な鈴木オートのオヤジもお約束で尚且つ、当時の高度成長期に隠されていた問題も描いていて、いいエピソードでした。高速道路やオリンピックの建設ラッシュではかなり多くの方々が犠牲になったり割を食っていたなんて話を耳にしたことも思い出しました。堀北真希の演じる可愛すぎる恋する乙女も見れたし終わり良ければ総て良しな感じで自分の中では本シリーズがワンランクアップな感じになりました♪

 

「ALWAYS 三丁目の夕日'64」 オススメ度 ★★★

 

 

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