小川町セレナーデ | バツイチアラカンオヤジの映画日記

バツイチアラカンオヤジの映画日記

観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!


20年前、オカマのショーパブの裏方だった真奈美(須藤理彩)は店のスターダンサーのエンジェル(安田顕)と親友同士。ある夜、酔った勢いも手伝い、二人は男女の関係をもってしまい真奈美は妊娠、一人で育てる決意をした彼女は娘の名をとった「スナック小夜子」を開店した。小夜子(藤本泉)は父親の事を知らぬまま育ち20数年が経ったが、、、

上映時にどうだったのか判りませんがケーブルテレビで予約録画して今回観たらセリフの所々がメチャクチャ声が小さくて聴きとり辛い、そんな場面が沢山あって何度も巻き戻してストレスでした((+_+))
設定は面白く興味をそそります(#^.^#)
オカマが一夜の過ちで父親になっちゃうなんて映画の素材としてはなかなか目の付け所がいいなと思いました。安田顕のオカマぶりも気になりましたし、掴みはOKって感じです。


小夜子が失恋をきっかけに東京に出て新たな失恋スパイラルに陥るなど所々笑えるんですが、本筋の物語が折角の良い設定をスルーしてしまっていてかなり拍子抜けでしたね((+_+))

紆余曲折有り「スナック小夜子」の危機を救うため小夜子とホステスの亮子(小林きなこ)がエンジェルの助けを借りてニセオカマバーで再起を図るのですが、小夜子や亮子がオカマと偽りショーダンスで店を盛り立てる役回り。どう見ても二人はオカマに見えずかなり興ざめでした。
劇中で女性がオカマを演じるって設定なのであれ位で上出来って考えなのかもしれませんが、声だけ低くして見た目はどうみても女性そのままってのは映画的には芸がないです((+_+))


笑える映画を見たいと思って観たので、少し当てが外れたってのが大きいかもしれませんが、面白くなりそうな設定を活かしきれてない感じがして勿体ない残念な作品でした((+_+))

「小川町セレナーデ」 オススメ度 ★★


映画評論・レビュー ブログランキングへ