いつかギラギラする日 | バツイチアラカンオヤジの映画日記

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観た映画やドラマ、その他について、基本的にネタバレ無しで!無責任に感想を書き留めていきます。あらすじはコピペせず自分なりの文章でボケ防止を図りっているので当てにならないかも?!


深作欣二監督の傑作アクション映画(#^.^#)
監督の命日とのことでケーブルテレビで視聴♪何度観ても面白いです!!!
オープニングからカッコイイ場面の連続♪
もう、タイトルバックまでがカッコイイです!!!

舞台は北海道、リゾートホテルの売上金2億円を輸送する現金輸送車襲撃の話を新参者から持ち込まれたプロのギャング神崎(萩原健一)ら3人は首尾よく襲撃に成功、しかし売り上げ金は現金5000万しかなく新参者の角町(木村一八)は3人を裏切り5000万円を持って逃走する、、、

上に書いたあらすじまで僅か30分。それまでの間に主要な登場人物の人となりを観客に判らせておいて、残りは演者たちの激渋な芝居か派手なアクションでエンドクレジットを迎えるまでノンストップな感じです(#^.^#)
萩原健一と云うと自分の母親の世代が夢中になった俳優さんなんですが、全く古さを感じさせずどのシーンでもカッコイイ、ホントに稀な俳優さんだと思います。
敢えてお気に入りのシーンを選ぶとしたら、角町が借金の返済に現れると予測した組事務所に神崎が単身乗り込むシーン♪♪♪
八名信夫に銃を向け5000万円の在りかを吐かせようとするくだりがカッコよすぎです(#^.^#)
他にも、いやどのシーンもカッコイイんですがwww

共演者達もいちいちカッコいいんです(#^.^#)
角町を演じた木村一八は堂々としたものだし、
神崎が拳銃を調達する馴染みの靴屋に安岡力也、神崎の女、美里の冒頭のセリフ「油断しちゃった」や別荘地でのカミソリのくだり、角町の女、麻衣を演じる荻野目慶子の毒々しい花の様な弾けた演技、原田芳雄が漂わせるただ者でない感!!!
井村の奥さん、樹木希林が旅館から出て電話ボックスのわきにしゃがんで一服する演出も哀愁が漂ってます(#^.^#)


角町からケジメをとりバスの中でのエンディング、しょんぼりしている神崎が車窓のあちらこちらに銀行が見えると俄然目が輝き始める、その後ろで神崎の変化を見て吹き出す美里が可愛いです(#^.^#)
それに被さるエンディングテーマ、萩原健一の「ラストダンスは私に」が秀逸です♪♪♪

「いつかギラギラする日」 オススメ度 ★★★★


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