皆様ごきげんよう。怒り方コンサルタント、矢野です。

 

初めましての方はようこそ。私の自己紹介はこちらです

このブログに書いている内容は、あくまで矢野個人の見解なので、参考程度にご覧ください。

 

 

矢野は自分が基本的に怒りんぼだった経験があり、現在は怒りの専門家として、怒りに悩む皆様と接する機会をいただいています。

 

そこで、しみじみもったいないな、と思うことがちょいちょいあります。

 

なんとかして、これから先に発生するもったいないタイミングを減らせないかと思い、ブログに書くことにしました。

 

 

ということで今回は

 

「怒っていることをわかってもらいたい」の先が大事なんです 

 

について書いていきます。

 

怒っている時、私たちは自分がどのくらい大きな怒りを抱えているかをわかってもらいたいと考えています。

 

それ自体は、自然なことです。

 

別に悪いことでも、恥ずかしいことでもありません

 

しかし今までの経験上、そこで止まってそこから先に進んでいない人がとても多いです。

 

正直に言うと、アンガーマネジメントに出会う前の矢野もそうでした。

 

 

自分は怒っている、という主張だけをしてそこから先に進んでいない状態というのは、

 

なぜ怒っているのか、何を求めて怒っているのか

 

これを伝えていないということです。

 

どうして怒っているか、何を求めているかが伝わらなければ、相手も動きようがありません。

 

そして、何をすればいいかわからずにオロオロする相手に、さらに怒りを募らせる。

 

これ、時間もエネルギーももったいないと思いませんか?

 

とはいえ、怒っていることをわかって欲しいという地点から先へ進むには、ある工夫が必要です。

 

賢明な皆様には、矢野が何を言うか、もうお察しのことでしょう。

 

そう、その『ある工夫』

 

アンガーマネジメント入門講座

 

にてお伝えしています。

 

何回も怒っているのに、ちっとも変わらないもどかしさをどうにかしたいなら、講座に来てみてください。

 

どうすれば『自分は怒っている』から先に進めるのか、その方法をお話しします。

 

 

大事なことなので繰り返しますが、怒っている時にどうして

 

怒っていることをわかってもらいたい

 

先が大事かというと、感情だけを伝えても

 

なぜ怒っているのか、何を求めて怒っているのか

 

これを伝えないと何も変わらないからです。

 

 

怒りを感じた時、私たちはカッとなって沸騰したアツい頭のままで

 

「この怒りを伝えなきゃ!」

 

と思い、たとえばこういう言葉を使います。

 

「なんで怒っているかわかる?」

「どれだけ怒っていると思っているの?」

「なんにもわかっていないよね!」

 

一見、話が前に進みそうな印象を受けますが、こちらアンガーマネジメント的には非推奨の言葉となっております。

 

なぜなら、強い怒りをアピールしているだけで、何を求めているのかという、中身が全くないからです。

 

おっ!耳が痛いですか昔の矢野さん!ぜひ耳をかっぽじって聞いていってください!そこの紙軸綿棒使っていいですから!

 

 

怒りは強いエネルギーだとイメージしてください。

 

たいていの人は怒りを感じると、そのままのスピードで怒りを外に出そうとします。

 

頭で考えず、カッとなった勢いだけで放たれる言葉や態度は、相手にダメージを与えることが多いです。

 

上に挙げたセリフのように、強いエネルギーをただぶつけるだけでは、相手はダメージを受けないように自分を守ろうと、こんな風に行動します。

 

・逆ギレする

・怯えて逃げたり、言い訳をする

・黙り込んでじっとする

 

そして

 

物事を変えたり、良くしたり、求めているものを得る

 

ことが目的だったのに、怒りに振り回されて

 

怒っている人の機嫌を取る

 

ことが目的にすり替わってしまうのです。

 

 

ここで、上のセリフをアンガーマネジメントの視点で翻訳してみましょう。

 

「なんで怒っているかわかる?」

→「怒っている理由をわかってほしい」

 

「どれだけ怒っていると思っているの?」

→「これが重要なことだと認識してほしい」

 

「なんにもわかっていないよね!」

→「私が求めている行動をしてほしい」

 

 

もったいないと思いませんか?

 

なぜ怒っているのか、何を求めて怒っているのか、本当はわかっているのに、怒りが先に出ているせいで伝わっていないのです。

 

しかし、この翻訳後のセリフを言うには、カッとなって真っ先に外に出ようとする

 

怒りのスピードを落とす

 

必要があります。

 

怒っている、怒りを感じているというのは、声のトーンや赤い顔、興奮している様子など、見ればわかることが多いです。

 

怒っていることは、もう伝わっているのです。

 

 

ですから大切なのは、

 

なぜ怒っているのか、何を求めて怒っているのか

 

を、はっきり言葉で伝えることです。

 

ため息をついたり、大きな音でドアを閉めても、言葉で伝えない限り、あなたが何を求めているのかはわかりません

 

怒りを建設的なコミュニケーションとして使うために、怒っているアピールをするだけの怒りかたを手放しましょう。

 

 

それではここで、前職パチンコ店を舞台に

 

怒っているアピールをするだけの怒りかたでコミュニケーションエラーが起きた

 

シチュエーションを再現してみましょう。

 

シチュエーションはノンフィクション、登場人物はフィクションです。

 

 

店舗のベテランアルバイトKさんは責任感が強く

 

「ふざけてんの?ちゃんとして!」が口グセでした。

 

プロなら「ちゃんとして」と言えば、何をどう改めればいいかわかるし、わからないなら接客業に向いていない、というのがKさんの主張でした。

 

ある日、入社3ヶ月目の新人アルバイトOさんが、ドル箱の交換忘れをしてしまいました。

 

当時のパチンコは『玉積みあり』が主流で、遊技台の手元に1箱、それ以上になると足元にドル箱を積んでいました。

 

Oさんは、足元の箱を移動させるのに夢中で、手元のドル箱を持っていくのを忘れたのです。

 

次にその台に座ろうとしたお客様からの声掛けで交換忘れが発覚、ホールリーダーのKさんは、ただでさえ忙しい営業中のトラブルに激怒しました。

 

「Oさんふざけてんの?ちゃんとして!」

 

バックヤードで、KさんOさんを怒鳴りつけました。

 

「なにしたかわかってるの?寝てた?ちゃんとしていたらこんなこと起きるわけないでしょ?これどうするの?」

 

怒鳴りながらKさんは、ますますヒートアップしていきました。

 

青ざめた顔でずっと黙っていたOさんは、とうとう泣き出してしまいました。

 

「何?泣いたら済むとか思ってないよね?ねえ!ちょっと聞いてる?」

 

ただならぬ雰囲気に早番マネージャーが割って入り、一旦Kさんはトラブル対応、Oさんはマネージャーと面談をすることになりました。

 

 

後日、今度はKさんマネージャーと面談をすることになりました。

 

「Kさん、言っていることは正しくても、キツい言葉ではかえって伝わりにくくなるので、言い方をもう少し変えませんか?」

 

「え、でも初めにしっかり怒っておかないと、また同じミスしますよ。それでもいいんですか?」

 

Kさんは自分のやりかたにケチをつけられたと受け取り、不機嫌になりました。

 

「怒るなと言っているわけではありません。ただOさんに、次から何を直せばいいかは伝えましたか?ただ怒鳴ってミスを責めるだけでは、経験の浅いOさんには、怒鳴られたことしか残りません。それでは変わらないといっているんです」

 

「プロなら何を直せばいいか、考えたらわかるでしょう?新人だからって甘やかすんじゃなくて、自分で考えさせないと」

 

「それをわかるには、ある程度の経験が必要です。Kさんは先輩としての助言をしてください。あと、今後怒鳴るのはやめましょう。怒鳴らずに叱れるようになってください」

 

「いやそんなの無理でしょ…」

 

Kさんは納得していない様子でブツブツ言いました。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回は

 

「怒っていることをわかってもらいたい」の先が大事なんです 

 

について書いてみました。

 

怒っている時、私たちは自分がどのくらい大きな怒りを抱えているかわかってもらいたいと考えています。

 

それ自体は、自然なことです。

 

しかし、今までの経験上そこで止まってしまい、そこから先に進んでいない人がとても多いです。

 

 

自分は怒っている

 

という主張だけをして、そこから先に進んでいないというのは、

 

なぜ怒っているのか、何を求めて怒っているのか

 

これを伝えていないということです。

 

どうして怒っているか、何を求めているかが伝わらなければ、相手も動きようがありません。

 

そして、何をすればいいかわからずにオロオロする相手に、さらに怒りを募らせる

 

これ、時間もエネルギーももったいないと思いませんか?

 

 

とはいえ、怒っていることをわかって欲しいという地点から先へ進むには、ある工夫が必要です。

 

その『ある工夫』は

 

アンガーマネジメント入門講座

 

にてお伝えしています。

 

何回も怒っているのに、ちっとも変わらないもどかしさをどうにかしたいなら、講座に来てみてください。

 

どうすれば『自分は怒っている』から先に進めるのか、その方法をお話しします。

 

怒るのって疲れますから。

省エネできる方法を一緒に身に付けましょう。

 

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それでは、またお会いしましょう爆  笑

 

 

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