皆様ごきげんよう。怒り方コンサルタント、矢野です。初めましての方はようこそ。私の自己紹介はこちらです

 

  

 「このはしを渡るべからず」と書いてあったら真ん中を渡っちゃえばいい、ということを小さいころから学んでいる私たちなので、色々なルールを見ると、どこかに抜け穴が無いかをつい探してしまいます。

 

 そして抜け穴をふさいでおかなかった方が悪いとまで言ったりします。

 

 ルールの抜け穴を探すという行動は、特に他者から与えられたルールで見られます。私が【アンガーマネジメントパワーハラスメント防止入門講座】でルール作成の際は全員参加で、というのはそのためです。

 

 人は、自分が参加して作ったルールならまだ守ろうとするからです。

 

 

 私は怒りの専門家であると同時に、根の深いオタクでもあります。推し活の中で人が集まるとルールができ、怒りが生まれます。

 

 このテーマでは、できるだけストレス少なく推し活をしたい人のサポートになりそうなことを書いていきます。

 もちろん全て矢野の視点からの内容なので、あくまで参考程度にご覧ください。

 

 

 ということで今回は、注意書きを無視しちゃう人たちについて書いていきます。

 

 

 現代社会には「ご遠慮ください」「控えてください」「慎んでください」という言葉が禁止を表すということが通じない人が一定数います。

 

 なので禁止は禁止と大きくわかりやすく書いた方が伝わりやすくなります。

 

 禁止を表すには、許可しません・絶対ダメです・やめてください・〇〇は有料です・お断りします、などと言い換えることができます。

 

 禁止が禁止と伝わらないと、ルールを平気で無視するファンがいる、ということで推しの界隈が非オタク層から良くないイメージを持たれたり、その場所が非公開になったり、「行き過ぎた推し活」などで炎上して推しに迷惑がかかったりします。

 

 このテーマの結論は「推しに迷惑かけるのダメ、絶対」です。ルールを尊重し、むやみに抜け穴を探したり、禁止を無視せず、時に推し仲間同士で声を掛け合えるといいですね。

 

 

 さて、ではどうして「ご遠慮ください」という湾曲表現が広がったのでしょうか。まずはそこから考えてみましょう。私もいくつか考えてみました。それがこちら。

 

・禁止と書くと、言葉として強すぎるから避けようという雰囲気があった

・ご遠慮くださいという言葉が禁止を意味するものだという共通認識があった

・ご遠慮くださいという言葉が身近な日常にあった

 

 おそらくこのような理由で、ご遠慮くださいが禁止の上品な言い回しとして定着したのだと思います。

 

 ただそれが定着し続けているのなら良かったのですが、状況が変わりました。今ネットやリアルの各所ではこういうことが起こっています。

 

・禁止という文言を避けてきたために、本来の禁止という意味が伝わりにくい

・ご遠慮くださいが禁止を意味するという共通認識が薄れてきている

・ご遠慮くださいを自分に都合よく言葉を解釈してしまっている

 

 ご遠慮ください、という言葉を見た時、「あれはね、〇〇をやったらダメっていうことだよ」と教えてくれる人や機会が減っているのかもしれません。

 

 「言わなくてもこんなの当然禁止の意味だし」と共通認識であったことにあぐらをかいて伝える事をしなかった可能性もあります。

 

 自分に都合よく解釈してしまっている人に、指摘して認識を改めるよう伝える人がいないのかもしれません。

 

  すべては憶測ですが、このような流れでご遠慮くださいの言葉が力を失っていったのではないでしょうか。

 

 

 自分に都合よく解釈する、というのは、たとえば著作権侵害を起こさない為に、ネット配信された映画のスクショをSNSにアップするのはご遠慮ください、と公式から発信があったのに、

 

「遠慮して何枚も撮らずに1枚撮るだけならセーフ」

「遠慮してひとつのSNSにだけ上げるならセーフ」

「みんなでやっちゃだめだけれど、自分1人だけならセーフ」

 

 と受け取ってスクショを撮ってアップすることです。もちろん話題の作品なら注目を集めるので、そのスクショが拡散されてしまうのです。

 

 このようなことがあると、公式からスクショ禁止の発表が改めて出たり、無断転載としてアップした人が著作権侵害で法的措置をとられたり、ネットでスクショ禁止派と擁護派で炎上したりして、素直で無邪気な推し活が邪魔されてしまうのです。

 

 今の時代、丁寧に頼んでも通じない人がいるという前提を持って、多少強い言葉でもルールを明示したり、注釈をつける必要があります。推しの利益を守る為ならやむなしですが、私は湾曲表現が通じにくくなったことを残念に思っています。

 

 

 いかがでしたでしょうか。今回は、注意書きを無視しちゃう人たちについて書いてみました。

 

 現代社会には「ご遠慮ください」「控えてください」「慎んでください」という言葉が禁止を表すということが通じない人が一定数います。

 

 なので禁止は禁止と大きくわかりやすく書いた方が伝わりやすくなります。

 

 禁止が禁止と伝わらないと、ルールを平気で無視するファンがいる、ということで推しの界隈が非オタク層から良くないイメージを持たれたり、その場所が非公開になったり、「行き過ぎた推し活」などで炎上して推しに迷惑がかかったりします。

 

 このテーマの結論は「推しに迷惑かけるのダメ、絶対」です。

 

 ルールを尊重し、むやみにルールの抜け穴を探さず、禁止を無視せず、ときには推し仲間同士で注意喚起ができるといいですね。

 

 

 注意書きを無視しちゃう人たちに感情的に反応せず、冷静に対話を試みたり注意を促すには、感情コントロールが必要になります。

 

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