皆様ごきげんよう。怒り方コンサルタント、矢野です。初めましての方はようこそ。私の自己紹介はこちらです。
ついカッとなったこと、ありますか？矢野はアンガーマネジメントに出会う前はそれはもう大変でした。
カッとなるとその場ではわりとアドレナリンなどの影響で全能感を持ったり、自棄になる自分に酔ったりして案外いい気分なのですが、その後が大変です。人間関係の修復とか、自分の羞恥心や後悔に悩んだり。
ついカッとした時のやらかしは200種類くらいあると言われています。さすがにあからさまな嘘ですね。それはさておき、ついカッとした時に一番やらかしがちなのは、言葉がキツくなることです。
ということで今回は、普段は言わないのに！怒ると言葉がキツくなる理由３選について書いていきます。
怒りに振り回されると、ついカッとなってキツい言葉を使ってしまい、人間関係にヒビが入って修復が難しくなったり、取り返しのつかない事態を招いたり、折角のチャンスを逃したりします。そして残るのは後悔ばかり。
私は皆様に後悔なく怒りを表現するスキル、アンガーマネジメントを伝えています。もし怒って後悔した経験があるなら、アンガーマネジメントのことを思い出してください。怒りとうまく付き合っていく方法をお伝えします。
それでは早速確認しましょう。
普段は言わないのに！怒ると言葉がキツくなる理由３選！
■怒ることが勝負になるから
「え？むしろ怒ることって勝負じゃないの⁉」と思った方は一刻も早くアンガーマネジメント入門講座にお申込みください。
その認識のままでは人間社会はどんどん窮屈になります。
現在、人間社会では勝負以外の方法で話をまとめることが良しとされています。勝負で話をまとめようとした時代はありましたし、今もそうしている国や人はいますが、大概デメリットがメリットを上回るので、多くの国は勝負以外の方法を選んでいます。
実は怒ることは勝負ではありません。少なくとも、アンガーマネジメントでは怒ることは勝負と考えていません。
怒りを感じた時にキツい言葉が出る人は、怒りが勝負にすり替わってしまい、勝とうとして攻撃的な言葉を使うあまり、相手に自分が怒っていることしか伝わらなかったり、本当に伝えたいことがブレたりして後悔します。
怒ることが勝負でなくなれば、相手に伝わりやすい言葉を選ぶ余地が生まれます。そうすれば、後悔しなくて済みます。
■従わせることが目的だから
「え？怒るのって強い態度で相手にいうことを聞かせることじゃないの？」と思った方はぜひ下のリンクからアンガーマネジメント叱り方入門講座にお越しください。怒ることは相手を従わせることではありません。
やはりその認識のままでは人間関係がこじれやすくなります。
はじめは優しく言っていたのに、「〇〇してね」「〇〇しなさい」「〇〇して」「〇〇しろ」とだんだん言い方がキツくなること、ありませんか？
言い方をキツくすればこちらの怒りが伝わって言うことを聞く、という経験があるとこの方法に頼りがちですが、実はこの方法、長期的には人間関係に良くない影響を与えます。
キツく言っている方は、キツい言葉を使う意図まで伝わっているだろう、と考えますが、言われている方はシンプルに命令されているという印象を持つからです。あなたはキツい言葉で命令されて、はいよろこんで！と素直に聞きますか？
さらにいうと、毎回キツイ言葉で命令して来る人と、長く良好な関係を保てるでしょうか？そうされるのが嬉しい人以外には難しいでしょう。
言葉がキツくエスカレートしてしまうのは、本当に伝えたいことが言えていない可能性があります。だから相手はズレた行動しかしなかったり、同じことを繰り返すのです。
怒ることはキツい言葉で無理に従わせることではありません。もっといい方法があることを知れば、キツい言葉を使うストレスから解放されます。人を無理に従わせるのって、疲れますから。
■無意識で怒っているから
「え？怒るってカッとなった勢いで暴言を吐くことじゃないの⁉」と思った方はアンガーマネジメント入門講座にお越しください。意識的に怒るスキルをお伝えします。
怒ったことは覚えていても、「何があって」怒ったか忘れてしまう人は多いです。無意識で怒っているからです。そして怒りの衝動のままに振舞って後悔する。よくないですね。
無意識で怒ると、実は自分の中の罵詈雑言コレクションから、「自分が」傷つくキツい言葉を選んでぶつけます。悪口が自己紹介といわれるのは、こういう理由があるからです。
この言葉をぶつければ相手はダメージを受けるだろう、と無意識で選ばれた言葉は、その後の人間関係のことがまったく考慮に入れられていない、心無い言葉であることが多く、人間関係を壊したいならうってつけです。
私たちは人間社会で生きています。人間社会において人間関係は複雑に関連し合い、影響し合います。良好な人間関係は、人間社会の命綱ともいえるもので、それを壊す行動は歓迎されません。
そして多くの場合、壊した人間関係が実は貴重で得難いものだったと気づいて後悔します。
怒ることは無意識に怒りの感情や嫌な言葉を相手にぶつけることではありません。意識的に怒るスキルを身に付ければ、怒りで人間関係を壊して後悔することを避けられます。どんな理由であれ、後悔は少ない方がいいでしょう？
いかがでしたでしょうか。今回は、普段は言わないのに！怒ると言葉がキツくなる理由３選について書いてみました。
怒りに振り回されると、ついカッとなってキツい言葉を使ってしまい、人間関係にヒビが入って修復が難しくなったり、取り返しのつかない事態を招いたり、折角のチャンスを逃したりします。そして残るのは後悔ばかり。
私は皆様に後悔なく怒りを表現するスキル、アンガーマネジメントを伝えています。もし怒って後悔した経験があるなら、アンガーマネジメントのことを思い出してください。
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