皆様ごきげんよう。怒り方コンサルタント、矢野です。初めましての方はようこそ。私の自己紹介はこちらです。
私が所属している(一社)日本アンガーマネジメント協会は、毎年手帳のプロとともに作った『アンガーマネジメント トレーニングブック』を発行しています。気になる方はこちらをどうぞ。
2023年版より表紙の色が青っぽくなりました。
詳しく効果的な使い方は【アンガーマネジメント応用講座】でお伝えしていますが、独学でも活用できるように説明ページが十分あります。
怒りの感情をコントロールするスキル、アンガーマネジメントの基礎知識や、様々なテクニックについても記載があります。
このアンガーマネジメントの基礎知識部分はほぼ講座の内容なので、実はかなりお得なんです。
アンガーマネジメントトレーニングブックは、普通に仕事用の手帳として使える上に、アンガーマネジメントの基本テクニック、アンガーログを1年間書ける手帳です。
デジタル化が進む昨今において、あえてアナログの手段を推奨するのにはそれなりの意図があるのです。
ということで、今回のブログでは、アンガーログを書くとどんなメリットがあるかを書いていきます。また、あわせてアンガーマネジメントトレーニングブック2024のおすすめポイントなどもご紹介していきます。
では早速書いていきましょう。
アンガーログのメリット3選!
アンガーログを書くと、自分が怒りやすいタイミングがだんだんわかってきます。大きなプレッシャーを感じるイベントの前だったり、空腹時だったり、睡眠不足の日だったり。暑い日や寒い日、体調不良の日だったり。
いつ自分が怒りやすいかがわかれば、それを避けて行動することで怒りを遠ざけておくことができます。また、自分で自分を怒りっぽくさせていないかのチェックができます。
たとえば、「何かイライラすると思ったらお腹すいていた」を回避できるのです。
ちなみに2024年度版のアンガーマネジメントトレーニングブックには、天気をチェックできるようになりました。気圧の影響で頭痛がしたり、普段より気分が落ちたりイライラしたりする人がいます。
雨による高湿度の不快感なども、記録しておけば「この日どうしてこんなに怒ったのか?」の理解が容易になったりします。これ記録すると意外と影響があったことがわかって面白いです。
自分が一日、一ヶ月、季節ごとにどんなタイミングで怒りを感じるか、知ることでコントロールができるようになります。アンガーログの形で自分自身の記録をとっておくのは、とても有意義なことです。
人が怒りを感じる出来事は千差万別。同じ出来事でも怒る人と怒らない人がいます。
だからこそ、怒りの感情をコントロールしたい時には、自分が何に怒るかを知ることが大事です。こればかりは他人に聞いてもわかりません。
また、同じ出来事に怒りを感じることがあっても、怒りの強さが人によって違います。自分の怒りの強さを測れるのは自分だけです。
強い怒りを感じる出来事がアンガーログによって明らかになれば、それにどう対応するか考えることができたり、意識して避けることができます。
アンガーログを書いていて、ある程度ログが溜まると、怒りを感じる出来事に共通点を見つけたり、同じ出来事に繰り返し怒りを感じたり、自分が思いもしなかった部分に怒りを感じていることがわかったりして、わがことながら興味深いです。
自分がどんな出来事に怒りを感じやすいか、アンガーログ以外にも知る方法があります。それがアンガーマネジメント診断です。
もちろん、アンガーマネジメントトレーニングブックにも、6つの怒りタイプを動物のキャラクターで表すアンガーマネジメント無料診断ができるQRコードや、6つの怒りタイプごとに音声解説もついています。
音声解説、めっちゃいい声ですが誰ですか?
いい質問ですね。実は(一社)日本アンガーマネジメント協会 安藤代表と戸田理事が担当されています。いい声で解説されると説得力が増しますね。
日本におけるアンガーマネジメントの第一人者として活躍されているお2人の声を、ぜひ聴いてみてください。(一社)日本アンガーマネジメント協会は、こういうことができるとても柔軟な協会です。
アンガーログは1日の振り返りではないので、怒りを感じた出来事があったら速やかに書きます。そして、書くという事は、自分が受けた印象や出来事を文言化するということです。
何かよくわからないけれどモヤモヤする、イライラした、と感情を書くのではなく、「○○が▲した」と起きた出来事を書きます。そして感じた怒りの強さを書き込みます。
アンガーログを書く時は、ただただ正直に書きます。反省や批判は不要です。
ちょっと恥ずかしいかなと思うような怒りの出来事でも、自分が怒りを感じたのならそれは大事な記録です。それに、誰にも見せないのですから素直に書いていいのです。
アンガーログとして自分の気持ちを文言化することで、落ち着くことが出来たり、気持ちを整理できたり、あとで客観的に自分の怒りについて考えることができます。
また、アンガーログを書く時の字の勢いや書き方から、その当時の自分の気持ちを推し量ることができます。
手帳さえあれば電源不要ですぐ見ることが出来るアンガーログは、書き溜めればそれだけ、自己理解をするための貴重なツールとなるのです。
いかがでしたでしょうか。今回は、アンガーログを書くとどんなメリットがあるかを書いてみました。実際に書いてみると、本当にたくさんのことに気づくことができます。
そして、自分について記録を残すことは、自分を大事にしているという自分自身からのメッセージになります。やったことがある人にしか共感されないかもしれませんが、結構いいものです。
もし興味があればアンガーログを書いてみてください。アンガーマネジメントトレーニングブックを使うのをおすすめしますが、あなたが取り組みやすい方法でかまいません。
もちろん、【アンガーマネジメント応用講座】でくわしく学ぶのもアリです。
もしこのブログがお役に立ったのであれば、ぜひいいね&フォローをして、次回の更新もチェックしてください。3の倍数の日に更新しています。それでは、また次回お会いしましょう!
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