皆様ごきげんよう。怒り方コンサルタント、矢野です。初めましての方はようこそ。私の自己紹介はこちらです

 

 

 怒る時って、お腹減っていたり眠かったり、それ以前にちょっとした嫌なことがあったりしませんか?それで「あんなきつく言わなくてもよかったな」とか「あんなに怒ることなかったな」とか「乱暴に置いた本、大丈夫だったかな」とじわじわ後悔が沸き上がってくること、無いでしょうか?

 

 ということで今回は、「大丈夫、一時的に心が狭くなっているだけですよ」について書いてみます。というのも、自分のコンディションが良くないから怒りっぽくなっているだけなのに、自分の性格が悪いと思い込んで自分を責めてしまう人がいるからです。今回はその人に向けての文章です。

 

 大丈夫。あなたはちゃんと自分を大事にしてきた人です。ただ怒りとの付き合い方がわからないから、戸惑ってしまっているのです。言うはずではなかった言葉や、するはずではなかった行動は、あなたの本心ではないでしょう

 

 ただ、これからは怒る前に

 

「睡眠がたっぷり取れて、お腹がいっぱいで、推しと握手ができた直後でも同じ出来事で怒るかどうか?」

 

を自分に問いかけてから怒って欲しいのです。一時的に心が狭くなっているだけなら、大概の事はこの質問の答えは「まあ、いいか」になると思いますから。

 

 その「まあ、いいか」の幅があれば、怒らずにすませることができるようになります。後悔するのも自分を責めるのもしんどいでしょう。もっとラクを求めていきませんか?

 

 

 では、まずは自分を大事にしている人が怒りの感情を持つ理由から書いていきましょう。

 

 怒りの感情と言うのは、根本的には本能的な反応で、人間が野生動物だった時代から持っているものです。危険な野生動物と遭遇した時など、私たちは怒りの感情をスイッチとして、命を守る為の強いエネルギーを出します。文明を築いて人間社会を形成した今、怒りのエネルギーは強すぎると感じる人が多くなっています。あなたもその1人ですね。

 

 お腹が減っていたり眠かったり、ちょっとした嫌なことがあった時、つまり自分がベストなコンデションではない時、危険な外敵に遭遇したら勝てる可能性が低いです。だからこそ危険な外敵がいないか、センサーをいつもより鋭くして警戒しますし、センサーが平常時より鋭くなっているので怒りっぽくなるのです。すべては、自分を守るための行動です。

 

 

 あなたが怒りを感じた時、いつも言わないような心無い言葉を使ったりしてしまうのは、こうした自分を守るための行動の1つです。反射的に、相手を退ける事だけを目的としている行動なので、相手にとって一番ダメージが出るだろうと想像する言葉や行動を選びがちです。ただ多くの人は自分が基準なので、実はこの時、自分が一番ダメージを受ける言葉を選んでいる人もいます。

 

 とっさに出た言葉や行動は頭で考えたことではないし、本心でもなく、あなたの性格が影響する余地がないものです。だから自分の性格を責める必要はありません。後悔する回数を減らしたいなら、イラっとした時やカッとなった時に何かを言ったりしたりしないようにするといいです。

 

 

 そのためにできることが、自分のコンデションチェックです。イラっとしたりカッとなったら、

 

「睡眠がたっぷり取れて、お腹がいっぱいで、推しと握手ができた直後でも同じ出来事で怒るかどうか」

 

を自分に問いかけてみてください。もしコンディションが良くないことが原因で怒りの感情が出ているなら、この質問に「まあ、いいか」となるでしょう。

 

 この質問を自分に投げかけるだけでも、考えている間は後悔するような言葉や行動にストップをかけられます。少しでも冷静に物事をとらえることができれば、それからの言葉や行動を変えていけます。言葉や行動が変われば、それほど後悔せずにすむでしょう。

 

 さて、これまで書いてきたことで、怒りを感じた時に自分の性格が悪い、と自分を責めるのはやめられそうですか?怒りっぽくなっている時は、あなたの性格が悪いのではなくて、心身のコンディションが整っていないから一時的に、本能的に自分を守ろうとしているだけなのです。それは、生き物として自然なことです。違いますか?

 

 

いかがでしたでしょうか。今回は「大丈夫、一時的に心が狭くなっているだけですよ」について書いてみました。というのも、自分のコンディションが良くなくて一時的に物事への許容力が下がっているだけなのに、自分の性格が悪いと思い込んで自分を責めてしまう人がいるからです。その人に宣言した通り書きましたが、読んでくださったでしょうか。

 

 

 もう自分を責めなくていいように、これからはイラっとした時に「睡眠がたっぷり取れて、お腹がいっぱいで、推しと握手ができた直後でも同じ出来事で怒るかどうか」を自分に問いかけ、「それでも怒る」となった時だけ怒って欲しいのです。一時的に怒りっぽくなっているだけなら、この質問の答えはだいたい「まあ、いいか」になるからです。

 

 その「まあ、いいか」の幅があれば、怒らずにすませることができるようになります。後悔するのも自分を責めるのもしんどいでしょう。もっとラクを求めていきませんか?

 

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