よりシンプルに | かつてのこと。

かつてのこと。

2008〜2020まで起きてたこと。

ここ二ヶ月ぐらい、弟弟子のヒロトさんが蹴りに凝ってまして。京都支部への出稽古で腿にいただいた神戸支部長 酒井さんの下段蹴りの衝撃(激痛?)が忘れられないようす(笑)。

で、蹴りの稽古、強化月間。
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沖縄拳法の蹴りの基本は、セイサンの型の中にあります。あるいは、手を前に伸ばしたまま腿上げして歩く鍛錬法など、地味ーな蹴りなのです。元を正せば、商船の揺れる波の上で発達した拳法だったりるのですから、そんなに振り上げたり、振り回したりしないんですね、きっと。しかし、武術好きとしては、この『腰より上げない地味でやたら効く』蹴りは萌えポイント高し、なのです(笑)。



この歩くように『地味』な蹴りですが、蹴られる相手から見ると、上体が動かず、起こりが見えにくいので勘付かれにくい。避けても、蹴る側の姿勢は崩れずに次の動作の予備動作に繋がるのでノーリスク。疲れない。などのメリットが多くあり、ぜひ身につけたい身体運用法なのです。

基本、大きく歩くような動作で、前後、そして身体をちょっと傾けるだけで他の蹴り方にもすぐ応用できる優れもの!しっかりと、無意識でもできるようにしたいところです。

三重稽古会は、(誠に残念ながら)いい歳のおっさん集団なので、蹴りの稽古も威力も大事ですが。

バランス感覚

も大事。筋力などの能力と同じぐらい、こういう能力も磨き続けるのが、武道やスポーツを長く楽しんでいくコツですね〜

と言うことで、後ろ回し、回し後ろの蹴りなんぞを丁寧に。重心を上手く運ぶと、意図せず相手にはかなりのチカラが伝わりますね。

まだ続くのかな、この蹴りブーム@三重稽古会(笑)