ぶりっ子 | 死語辞典by九条唯子

死語辞典by九条唯子

Laughter makes good blood.

新タイトル

こんにちは、九条唯子です。

朝晩めっきり涼しくなりましたね。

秋の気配がそこはかとなく漂うこの頃でございます。

で、本日より、ヘッダーが秋バージョンになりました。

どこが変わったかおわかりになりますか?

ぶりっこ文字

さて、本日の死語は『ぶりっ子』。

いい子、かわいい子に見せたくて、

それらしい振りをする女子のことでございますね。



わたくし世代で『ぶりっ子』といえば、代表格は聖子ちゃん。

でも、元祖は石野真子ちゃんという説もございます。



というのも、1979年には、江口寿史の漫画『すすめ!!パイレーツ』に


「かわい子ぶりっこ」という言葉が登場し、

このとき描かれたのが石野真子だったとか。

(読んだことないので、知らないのです。)


真子ちゃんの方が1歳年上で、デビューも先なので、うなずけますが、

『ぶりっ子』度は、聖子ちゃんの方がかなり優っていたと思います。



その特徴は、

・わざと舌足らずなしゃべり方をする。

・一人称が自分の名前である。

・「~ですぅ」などと語尾を伸ばす。

・本当はできるのに、できない振りをする。

などがあげられております。




基本的に、同性からあまり好かれないのも

『ぶりっ子』の特徴だと思うのですが、

聖子ちゃんは、その生き方が女性に好かれておると聞きます。

真子ちゃんは、歌手として女優としても活躍中。

(ちょっと影のある役がハマりますよね。)



当然ながら、いまや『ぶりっ子』の面影はもうどこにもございません。



ま、おふたりともオーバー50。


『ぶりっ子』なんて、いつまでもやってられないのですぅ。


ぶりっこ絵






「東京五輪」が決まってようございました。

しかし、日曜早朝から報道ぶりはすごかったですね。

大騒ぎし過ぎ…と思わなくもないのですが、

関係者の喜びようを見ると、素直によかったねと言いたいです。

でも、7年後の自分の姿を想像するのは怖すぎて、怖すぎて…。


それでは、本日もポチッとひと押しよろしく~。