雨の日は「Rain」 大江千里から槇原敬之(音楽系駄文)
https://youtu.be/FuS9IGQXSiY?si=NCPSaWmRZ6RNV2Ow 今年は「メリハリ梅雨」だと気象予報士が言っていた。確かに、豪雨のあと、真夏と思われる酷暑が続く。まだ6月半ばだというのに熱中症アラートが連日。どうなっているんだろうか。 先日、とある方のブログを読んでいて、雨の中の登山、BGMはこの曲だった・・・とアップされていたのは大江千里の「Rain」だ。1988年に発表された大江千里の7枚目のアルバム収録曲。シングルカットは当時はなかったが、大江の代表曲として人気を博した。いわゆるシティポップというのだろうか、凝ったコード進行のメロディーに、若者の恋愛を歌った詩。大江は俳優としても活動し、チェッカーズなどと同じように、ビジュアル的にはアイドルのような人気があった。が、音楽性はしっかりしていて、それは現在はジャズミュージシャンとして活躍していることからも想像できる。Senri Oe - Jazz Pianist in NYwww.peaceneverdie.com つい先日、何気なく見ていたのが新海誠監督のアニメーション映画「言の葉の庭」公開は2013年。新宿御苑の高精細な描写、そして雨の描き方が見事だった。映画のストーリーや評は割愛。エンディングに流れてきたのが、またしても「Rain」だが、秦基博によるカヴァー曲。アレンジは原曲のイメージを限りなく残していたが、歌い方はあえてなのか、とても単調。大江千里のオリジナルが、何か抑えきれない感情を包み込んでいるような歌い方に対して、きわめてフラット。新海がエンディングに込めた思いを、見る人に手渡すように・・と説明しているそうだが、納得である。 原曲とカヴァー曲が出てきたが、私が一番よく聞いていた「Rain」は槇原敬之のカヴァー版。友人が「ぜひこれ聴いて、」とプレゼントしてくれた、槇原のカヴァーアルバム「Listen to the Music」の収録曲。このアルバムの選曲が見事としかいいようがなく、どれも、原曲は素晴らしいのだが、槇原ワールドになっていて、お気に入りの一枚。大好きな大貫妙子の「海と少年」にはびっくり。サザンの「ミス・ブランニューディ」は桑田のアクの強さが抜けて、すっきりさっぱり。YMOの「君に胸キュン」とか、ユーミンの「春よ来い」と、まあこれでもか、と名曲ぞろい。一番の感動はなんと「朧月夜」だったけれど。もちろん、その中でもベスト曲が「Rain」大江のような激情でもなく、秦のようなフラットでもなく、見事に槇原ワールド。 「朧月夜」は中島美嘉のカヴァーも独特の世界観で良かった。 あらためて、メロディーメーカーとしても(あの国民曲?『世界に一つだけの花』も槇原提供曲は有名な話)シンガーとしても、すごい人だなあと思うのだけれど、残念なことにこれまでにも数回、芸能界の表舞台から姿を消している。薬物使用により・・・残念ではある。- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtu.be過去の槇原楽曲で一番好きな『林檎の花』JR東日本の青森キャンペーンソングだったが、発売日が2011,3,11という奇遇!キャンペーンは不発、曲も埋没してしまった。 キャンペーン不発といえば、九州新幹線鹿児島全通も、奇しくも2011、3,12!このキャンペーンPVも泣ける素晴らしさなんだが、お蔵入り。ひたすら沿線の人たちが歓喜で手を振り続けるだけなんだけれど。- YouTubeYouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtu.be 雨の日には山名に雨のつく山へ、なんて特集があった。雨飾山も素晴らしかったが、地元静岡の誇る、その名も「雨ヶ岳」富士山の西側に外輪山のように連なる、天子山地の北部、盟主の毛無山から尾根続きの稜線上のピーク。何度か踏んでいるが、ここだけを目指して登ることはあまりない。2021年2月28日 本栖湖から踏み跡薄い尾根をたどって雨ヶ岳へ。『雨ヶ岳 仏峠から周回』朝の湖畔駐車場から。右に見えるのはパノラマ台。湖畔道路を歩いて、端足峠への分岐。キャンプ場の奥に、仏峠、千円札展望台 の登り口がある。のんびり登って仏峠…ameblo.jp