暇つぶしに脈絡もなく、連想し続けた作文です。

 

40㎜(NikonDXフォーマット) マクロレンズの作例

300㎜(同じく)望遠マクロの作例

 

 毎日暑い中、7月終了。終わってみれば7月の実績は歩行距離52.7㎞ 獲得標高2316mとなり、昨年の自分にどうにか引き離されず、追いかけている。昨年は上半期(1月~6月)で425㎞、今年は375㎞と水をあけられている。7月でだいぶ差を詰めることができた。2回の上高地ハイクと巻機山で、かなり頑張った感じ。

 8月スタートは人間ドックから。大きな異常はなく、とにかく早くこの肩が治らないかなあと。7月に酷暑の中がんばって歩いたおかげで、体重と腹囲はメタボゾーンからかなり遠ざかり、昨年の数値と比較して「なにか、ダイエットでもしました?」と聞かれる。「この状態をキープしましょうね。」いや、べつに頑張らなくても山行ってれば、すぐに落ちるし、帰ってくればすぐに戻る(笑)

 ドックの待合も、とにかく暇で過去の記録なんかを眺めながら、次の計画を考えながら過ごす。山関係の最近のトピックとしては、レンズを換えたことだろうか。これまではニコンのDX一眼レフに16~85㎜のレンズを常用していた。カメラのキットレンズは18~140㎜だったが、これまでずっとフィルム時代から広角側は24㎜(35㎜フィルム換算)を愛用していたので、広角側16㎜のレンズに交換して使っていた。しかし、ちょっとしたことで望遠側が物足りない。ロープ張られた中の花を狙うとき、ライチョウに迫りたいとき、もう少し望遠があれば、と思うことが多かった。一方でマクロ側も物足りない。もっと迫りたい時が多い。で、40㎜マクロレンズを投入、常に持ち歩いていた。6月11日の、「セッコク転落事件」以来、諸問題を一気に解決する方法を模索。そして、タムロン16~300㎜レンズを投入する。すでに廃盤。キタムラネットで程度のよい中古を探す。わずかに重く、数ミリ長くなったが、これまでのレンズとほぼ同じ感覚で使える。フィルター径も同じなのがありがたい。

 広角側は16㎜なので、これまでと同じ。望遠側は一気に300㎜(35㎜換算で約450㎜)の超望遠域になり、遠くのものにぐっと迫れるようになった。もともと遠いものを引き寄せる効果もさることながら、意外なオマケ効果が望遠マクロ。このレンズ、300㎜側でも最近で30㎝くらいまで寄って合焦する。これまでかぶりつくように、あるいは地面を這って迫っていたマクロ域に、普通に構えて迫ることができるのだ。これは意外な大きな効果で、ほぼマクロレンズが用無しになってしまった。目の前の花に留まっている蝶を、脅かすことなく画面いっぱいでとらえることができるほど。しかも、望遠効果の背景ボケ効果も高い。なかなか使えるレンズだ。

 高倍率ズームレンズは解像度がいまひとつ、という評もある。単焦点レンズのシャープさや表現力に比べると、いわゆる「キレ」がないという。たしかに、同じマクロ画像でも、単焦点40㎜と、このレンズの望遠マクロでは、周囲のボケ具合や、輪郭のシャープさなど、たしかに違いは分かる。でもまあ、専門家でもプロでもないし、コンテスト用の写真でもなく、全く個人的趣味の世界では、問題はない。

 

 


 こんな駄文を書きながらのBGMはまたしてもリサイクルショップで見つけた中古CD「ギルバート・オサリバン~ベスト・ヒッツ&レアリティーズ」ドラマの主題歌や、CMとのタイアップ曲を集めたベストアルバム。聞きなれた感のある「Alone Again」とか、「Clair」「Anytime」などなどが収録されている。なかでも、おや?と思ったのは「Tomorrow Today」これ、ドラマの主題歌だったなあ。

 空前絶後のヒットとなり社会現象化した「東京ラブストーリー」が大流行した、その翌年の1992年、同じく織田裕二が主演で放送されたのが「あの日の僕を探して」というドラマだった。織田本人が回想しているが、二匹目のドジョウにはならず、鳴かず飛ばずで視聴率も低空飛行だったらしい。断片的に見た記憶はあるのだが、ストーリーなどはほとんど覚えていない。あるいは途中でリタイヤしたかもしれない。東京の商社に勤めるエリートサラリーマンが、故郷の安曇野で始まる新しいプロジェクトリーダーとなり凱旋。旧友らと交流するうちに、初恋相手との恋が再燃・・・といった感じだったと記憶している。ただひとつ印象に強く残っているのはオープニングで、このギルバート・オサリバンの「Tomorrow Today」にのせて、安曇野の空撮映像が流れていたこと。次第に高度を上げ、犀川と高瀬川の合流点辺りから次第に北に目を向け、アルプスの峰々が映し出されていく。美しい映像だった。ロケ地は穂高町、現安曇野市。

 あらためてちょっと過去資料を紐解いてみると、織田の旧友の妹役がなんと「永井真理子」当時結構勢いのあったシンガー。何度目かのドラマ出演だったそうだが、このドラマが「コケて」しまったため、「安易にドラマに出るのはよそう・・・」ということになったとか。永井真理子といえば、当時コミックからアニメ化され大人気だった「YAWARA」の主題歌を歌っていた。何枚かCDはまだ持っているが、カセットに入れて車の中でヘビーローテーションしていた記憶。あらためて、そうだったのか・・・収録曲の「悲しまないで」とか、大好きだったな。当時、研修の場で若者が(当時は私も若者だったが)子どもたちが元気に活動しているスライドショーのプレゼンをやったのを見ていたとき、そのBGMが「悲しまないで」で、あまりにもハマっていて「この曲はいったい誰の、なんて曲だ??」と調べて出会った思い出。