秋田へ行った時の飲み比べを東京で再現出来るなんて思いもしなかった。
皮目はパリパリで、身はもちもちでジュ~シ~。
比内地鶏の串焼きと秋田地酒のペアリング、最高ーでした!!
「田町駅」芝浦口から出てすぐ左側に新しく建てられたビル。
「msb Tamachi 田町ステーションタワーS」の1階レストランフロア内。
焼き場を囲むコの字型のカウンター席。
奥の半個室には会社帰りのグループ、
外の館内テラス席には子供連れの家族が利用していました。
「秋田竿燈まつり」をイメージしたディスプレイ。
民芸調の開放感のあるスタイリッシュなお店。
実は、今年の8月に秋田旅行へ行った時の最終日、
お昼に「秋田店」できりたんぽ鍋を食べたんですけど、
楽しみにしていた串焼きは夜のみでランチタイムは対応不可。
比内地鶏の串焼きが食べられなかったのが心残りで・・・。
でも、東京に支店があるのをチェックしていたので、
早速友達を誘ってこちらへ行っちゃいましたぁ。
■サッポロ黒ラベル 生
きめ細かい泡がプクッと盛り上がって。
コク、冷え加減、丁度良くて。
■お通し
秋田県産のいそがき(つるな)と、麩のお浸し。
昆布と鰹のあっさりした出汁であえて。
■ゆきの美人 純米吟醸 愛山麹 ひやおろし 180㏄ 秋田醸造 秋田市
兵庫県産愛山20% 秋田酒こまち 80% 精米歩合:55%
コクのある旨味と軽やかな旨味が調和した純米吟醸酒。
まろやかな旨味があるこの時期ならではの「ひやおろし」。
今回のお目当ては、串焼き。
他のメニューには目もくれず、いきなり秋田の地酒とスタート。
■ねぎま串
皮がパリっパリ、お肉モッチモチ。
噛みしめると中からジュッ!!っと肉汁が溢れ出る。
長ねぎが甘い。
驚きのうまさ。
■ソリレス串
内モモの付け根にある希少部位。
皮がパリっパリ、弾力のある歯応え。
濃い旨味。
塩加減、絶妙!!
■あか串
内モモ。
ほどよい弾力感、おもいっきりジュ~シ~!!
■丸ハツ
馴染みのあるプクっと、ずんぐりした形ではなく細長い楕円形でした。
プルンプルンでやわらかく、まったあくクセがない。
■うずらの玉子
黄身がやや半熟気味。
醤油漬けになっていて濃厚な味わい。
■新政 NO.6 ナンバーシックス 新政酒造 秋田市
今年の8月、秋田へ行った時に飲み比べをした新政の唯一の定番生酒を。
右から
・R-type 2018 精米歩合:65% 90㏄
・S-type 2018 精米歩合:55% 90㏄
・X-type 2018 精米歩合:45% 90㏄
「NO.6」最上級モデルのX-typeが一番好きかな。
他のタイプに比べて、ピリッと酸味が感じられ、
コクのある比内地鶏の串焼きに一番合うような気がしました。
■白神アスパラ
秋田県産の甘いグリーンアスパラ。
■つくね串 タレ
ふんわりしたガラムマサラの風味付け。
中に細かい軟骨のような物がプチプチと食感のアクセントに。
醤油漬けのキンカンが2つも付け合わせに。
お皿の上で潰さずに、つくねといっしょに口に含んで。
プチっと弾けて流れ出る。
濃厚~、まじヤバいつっ!!
■皮串
サクサクで、ジュ~シ~。
ほんのり山椒の風味あり。
味濃い。
■ふりそで串
肩甲骨まわりにある希少部位。
皮目パリパリ、もっちりと弾力あり。
しっかりした味わいで、比内地鶏串焼きの極みだね。
飛良泉本舗(秋田県にかほ市)の山廃純米「マル飛」シリーズを2種類。
■山廃純米 マル飛 NO.15 90㏄
秋田県が開発した「秋田酵母NO.15」を使用した山廃仕込みの純米酒。
■山廃純米 マル飛 NO.24 90㏄
本来は吟醸用の酵母「NO.24」をあえて山廃純米に使用。
しっかりした旨味と柑橘系を思わせるような酸味が余韻に。
NO.24が自分好みかな。
日本酒は、180㏄が徳利で、90㏄はワイングラスで提供されるようです。
〆は、もう一つ気になっていた丼ぶり物を。
■ミニ親子丼
比内地鶏は、違う部位がいくつか使用されていました。
お米は、「あきたこまち」でしょうか?
とじた玉子も比内地鶏かなぁ。
味濃いめで、期待を裏切らない美味しさ。
〆のごはんとして丁度良い量でした。
秋田で食べることが出来なかった念願の比内地鶏の串焼き。
火加減、塩加減バッチリ。
めちゃめちゃ美味しかった!!
比内地鶏生産責任者「阿部一茂さん」から毎日直送。
「あべや」では、秋田比内地鶏を丸ごと一羽から捌いているそうです。
新米が出回る頃に、また、「きりたんぽ鍋」食べに行きたいなぁ・・・。
「秋田店」へ行った時の記事はこちら。
本家あべや ムスブ 田町店 (焼き鳥 / 田町駅、三田駅、芝浦ふ頭駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0