【長生】九十九里浜の津波危険性【千葉11区】 | いすみ市議会議員 久我つかさオフィシャルブログ

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未来を創る為に活動する『久我つかさ』の人生を綴ります。
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志士 久我つかさです。

私が活動する千葉11区は、過去に何度も大きな津波被害が発生している地域です。

その中でも、元禄大地震と延宝地震の際の津波では、大きな被害が発生いたしました。


元禄大地震は、1703年12月31日に千葉県野島崎を震源地として発生し、マグニチュード8.1であったと言われています。

千葉だけではなく、神奈川や伊豆、茨城や福島までを巻き込む大津波が発生し、津波の高さは、九十九里4~6メートル、御宿8メートル。

犠牲者は、山武市96人、九十九里町130人 大網白里町313人、白子町1,159人、長生村908人、一宮町74人で、その他県内、県外で大量の犠牲者が出た大災害でした。

各地に、「千人塚」「百人塚」はじめ、多くの供養碑が存在しています。

長生郡一宮町東浪見には、ここで津波が止まったと言われるお地蔵様が存在します。

「浪切地蔵」と言われ、海からは1.3キロメートルくらい離れた場所にあります。
見ていると津波の大きさを実感すると共に、信仰によって救われたここより山側の人たちの感謝の思いを感じます。

以前は首が無い状態でした。津波から人々を身を挺して守った代償でしょうか。
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現在は、キレイに再建されています。
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当時の津波高さをあらわす標識がたくさんたっており、もし同じ規模の津波が来たら、大きな被害が発生するのは確実です。
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そしてもう一つ。
延宝地震は、1677年11月4日に房総沖を震源地として発生し、千葉県沿岸3~8メートルの津波が到達いたしました。
一宮町137人、いすみ市92人、御宿53人、勝浦2人、他県内、県外で多数の犠牲者が出てしまった大災害でした。

この地震は、揺れはそう大きくなかったようですが、大きな津波が発生してしまいました。
海での地震は、たとえ揺れが小さくとも津波が発生する可能性があるので、安易な自己判断をするのではなく、正しい情報をつかんでの避難行動を実施しなくてはなりません。

延宝地震津波の高さを表す標識も多数設置されており、やはり同じ規模の津波が来たら、大きな被害が発生してしまいます。写真は、長生村の海岸地域です。
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今回の東日本大地震では、旭市飯岡や九十九里町、山武市などで大きな津波が発生しました。
飯岡の津波の高さは、7メートルを超えたといわれています。
これは、元禄や延宝のときと同程度、あるいはそれを超える規模の津波であったと思われます。

それを考えると、長生村、白子町、大網白里町で被害がなかったのは、奇跡的であると言えます。

「想定外」という言葉が飛び交う昨今ではありますが、この元禄・延宝津波を超える津波が来たとしても耐えられる防災計画を、早急に作らなくてはなりません。

幼少の頃より津波に対する強い恐怖心を感じていたのは、過去大きな被害を受けた一宮町に生まれ育ったからなのかな?と感じています。
おそらく、現在も、いまだに成仏しきれない霊人も多数いる事でしょう。
その念の影響を受け、頻繁に津波の夢を見ていたのかもしれません。

過去の霊人たちの心を癒し、そして、二度と同じ悲劇を繰り返さないために。

長生、山武、夷隅地域、すなわち千葉11区。

千葉11区を守り、そして、千葉11区から新たなる文明の息吹を起こすのが、久我つかさが生まれてきた意味であります。

全ての困難を乗り越え、全ての困難を力に変えて、常勝の人生を目指してまいります。


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