宮城県石巻市でボランティアをしたときは、大学生が大活躍していました。
仙台駅集合でバスに乗り石巻市防災ボランティアセンターに向かったのですが、その運営をしていたのは、大学生のボランティアサークルでした。
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そして、災害ボランティアセンターの本部も、地元大学が使われていました。
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広い敷地を持ち、頑丈な建物、大人数が使用できる施設、そして広い駐車場を持つ大学は、ボランティアの本拠地として最適な機能を持ちます。
日本全国から集まったボランティアの人たちは、広い敷地を利用して、それぞれテントを張って生活していました。
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また、近くのグランドを利用して、陸上自衛隊がキャンプを張り、救援活動をしていました。
場所によっては、そこからヘリコプターが離発着しているところもありました。
私が行った4月初旬だと、県外からのボランティアを受け入れていたのは、宮城県で5市町村、福島県で1市、岩手県では1ヵ所も受け入れていませんでした。
ボランティアの数は全くたりておらず、やるべきこともたくさんあるのですが、大混乱の中ですので受け入れ態勢を整える事ができないのが現状です。
そうであるにも関わらず、最も人的被害が発生し大きな被害を受け、大きな混乱の中にあったはずの石巻市が県外ボランティアを早期に受け入れられたのは、大学があったという事も大きな理由なのではないかな、と感じました。
大学生は、当然若くて体力もあり、ボランティアとして最適です。
また、ボランティア活動をとおして、今後の人生においてとても有用な経験を積む事も出来るでしょう。
文科省が全大学に対して、ボランティア参加を単位として認めるように要請しているという話も聞きます。
大学生が積極的にボランティア活動が出来る環境を整えたいものです。
人的資源としての大学生。
そして、施設としての大学。
防災を考えるにあたり、小中学校や高等学校を避難所として活用するだけではなく、大学を有効に活用する方法を模索してまいります。
思い起こせば、2009年の衆議院選挙において、私は、大学誘致を公約に掲げました。
その考えは今も変わっていません。
日本を守り、地域を守っていくために、これからもがんばってまいります。
日本再建!
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