「One for all All for one」/ 田村暸成 | 全員サッカーへの、挑戦

全員サッカーへの、挑戦

関西大学サッカー部は
「全員サッカーで日本一」になるために
熱い毎日を送っています。




どうも、社会学部3回生田村瞭成です。


そろそろ僕の名前も覚えてくれましたか?たむらあきなり、略してたむなりです。岩さんからあだ名で呼ばれる人は少ないのでちょっと嬉しいです。



先月誕生日を迎えました!早いものでもう21歳です。そう、自分の背番号の年。何かいい事ないかな、、浮かれずにコツコツと頑張っていきます!




それでは本題に入ります。





「何のために行動しているのだろう」




自分のため

友達のため

仲間のため

家族のため

大切な人のため



誰のために行動するかは人それぞれだと思う。




小学生からサッカーを始めて13年。

なぜここまでサッカーを続けてこられたのか考えた時にサッカーが「チームスポーツ」だからという結論に至った。



僕はサッカーを始めるまで水泳とテニスを習っていた。しかし、長くは続かなかった。

水泳は練習の日にサッカーの練習が被ったため辞めた。テニスは親が送り迎えできなくなったから辞めた。



サッカーも辞めようと思ったタイミングが何度もあった。



試合に出られないから

辞めた方がもっと遊べるんじゃないか




でも、そんなことは辞める理由にはならなかった。今辞めたら自分の何か大事なものを失う気がした。みんなが自分のためにしてくれた頑張りや悔しさ、喜び。それらをまだまだみんなに還元していかなければならないと考えたらこんなところで折れたらあかんと強く思った。



サッカーはチームスポーツである。

同じくチームスポーツであるラグビーにチームスポーツを象徴する有名な言葉がある。


「One for all All for one」



ベリーグッドマンの「ライオン」という曲の歌詞にも登場するこの言葉は僕が大切にしている言葉だ。



「1人はみんなのために、みんなは1人のために」と訳されがちだが、本当は違うと言われている。



どこが違うのかというと、後半の「All for one」は「みんなは1人のために」ではなく、「みんなはひとつの目的のために」と考えるべきだとされている。



関西大学体育会サッカー部で言えば目的のところには、


全員サッカーで日本一

愛し愛され誇れる関大

週末全勝

などが入るだろうか。



関大サッカー部では部員全員がひとつの目標に対して取り組んでいる。



どんなときもチームを引っ張るキャプテン

サッカー部の代表として先頭に立つ主務

大事な試合でゴールを決める人

身体を張ってゴールを守る人

自分が出れないのにどこまでも足を運んで全力で応援する人

指導し、ピッチに選手を送り出してくれるスタッフ

選手が何不自由なくサッカーできるように準備してくれるマネージャー

選手の身体を管理、ケアしてくれるトレーナー

卒部後もサッカー部を支援してくださるOB・OGの方々

サッカーを始めるきっかけを作ってくれた弟

そして僕が生まれてからずっと支えてくれた両親



たくさんの人がひとつの目標のために動いてくれている。自分もチームのために行動すればチームに貢献できる。それが「チームスポーツ」の良さであり、僕のサッカーにおける原動力である。





みんなのために。




2回生の冬に来年度の副務についてのミーティングがあった。慶くん、圭汰さん、侑真くんの話を聞いて、自分たちの裏でこんなに頑張ってくれていたんだ、と思ったと同時にそれを知らずにのうのうとサッカーをしていた自分が情けなく感じた。



そのミーティングから約1か月、副務をやるかすごく迷った。自分で務まるか、ちゃんと仕事できるのか。でも、少しでも関大のためになれるのであればと決心した。



副務を務めて半年、その選択は間違っていなかったと感じている。


マネトレといっしょに仕事をすることで練習から試合をするまでどれほど大変な作業があるのかが分かった。


帯同でTOPの選手がどんな思いで戦っているのか間近で感じることができる。


浦和レッズと戦ったとき、僕は選手と同じフィールドにいた。希望に満ち溢れた試合前の選手たち、応援席から死ぬ気で応援してくれる仲間たち、ブライドを持って戦うプロの選手、容赦のない浦和サポの大歓声。それをあそこで体感できたのは自分にとって大きな財産になった。



感じただけで終わったらただの旅行になってしまう。あそこにいたから感じたことがたくさんある。それを他の部員にも伝える義務が試合に出た選手も含めてあると思う。




話が少し逸れてしまったが結局何が言いたいかと言うと、





自分ってチームのために動けてる?





今でこそ自分は副務という立場にいるから自ずとチームのために行動できている。そこは自信を持って言える。





でも、1年前の自分は自分の事しか考えない、超利己的なやつだった。なんにも分かってなかった。




それに気づいて副務に立候補した自分は少しばかり成長したと感じた。




やればできる。




どんなことでもいい。些細なことでもいい。




自分がやったほうがいいんちゃう?って思ったのならすぐ行動しよう。




思ってるだけなんてもったいない。




行動しよう。




誰かのために。




それがいつか自分を成長させる。




関西大学体育会サッカー部には自分よりもっとチームのために動いてくれている人がたくさんいる。




この素晴らしい組織を大切にして、もっと良くできるようにこれからも頑張っていきます!



みなさん、頑張っていきしょう💪




まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!



明日は担当は部室でマネージャーに愛を贈りつづける、関大屈指のドリブル上手い系おさるさんです!