何も見ていなかった… | エルコのブログ ~ドイツはライン川のほとりで~

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ドイツはライン川の近くに住むエルコが、日常の風景をお届けします

今朝、娘を幼稚園に連れて行って、先生から「クッションを持ってきましたか?」と聞かれてポカンとしてしまった私。

まったりアドベントをやるらしく、いつもお昼の後の静かにする時間にクッションを使ってゴロゴロするんだそうな。

「え!?」と思った瞬間、ここに書いてありますよと張り紙を指さされ、「昨日のその時間に私のクッションは?と聞かれたんですよ」と言われました。

ヤバい…

自分だけないなんて、すっごく悲しかっただろうなぁと反省しました。

 

そう言えばこの紙、書体、どこかで見たことがあるなぁと思ったら、連絡グループで送られてきて、後じっくり読もうと思って忘れてしまってたものでした。

ささっと読み進めてみると「ニコラウスの靴下、11月26日まで」というのも目に入り、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁと焦っていると、先生が部屋の中を指さして「こんな感じのです」と教えてくれました。

クリスマスシーズンになるとお菓子が詰まってる、ちょっと大きめの靴下です。(勿論、お菓子なしです)

 

12月6日がニコラウスの日なので、その日にお菓子を入れてくれるんだとか。

 

どちらも迎えに来た時に渡しますと言って、大慌てで家に帰りました。

時間は朝8時。

夫に電話をかけてどこにあるか聞いてみると、「普通にドラッグストアとかスーパーの季節物の所にあるんじゃないの?」と言われ、昨日行った大型スーパーにクリスマス用品売り場があったのでそこに行ってみよう!と思い立ちました。(その時間はそこしか開いてないし)

しかし、なるべく早く届けてあげたい気持ちが先になり、近所の開いている小さめのスーパーに行ってみましたが、ない!!!

お菓子の入ったものはありますが、中身なしがない。

夫に再び電話をして、昨日行ったスーパーに行って貰えるか聞いたら、打ち合わせに出たところで帰るのがお昼過ぎだと言われ、頼るのをやめました。

 

ないなら作れば良いじゃない!!(いつもどおり)

家に帰り、別の目的のために買ってあった赤いフリースを引っ張り出し、娘の長靴で型を取り縫い合わせる。

白いフリースも引っ張り出して長靴の上部に縫い付けて、さて飾りはどうしよう…。

私は小物とかデコレーションが嫌いなので、うちに季節の使えそうな小物がありません。

あー!!去年下のおばさんから娘が貰ったトナカイがあった!

探してみると想像より遥かに大きくて、付けられそうもありません。

そうだ!いつだったか誰かから貰ったサンタのぬいぐるみがあった!

くっつけてみるとちょうど良さそう。

 

しかしサンタ1体じゃぁ、何かちょっとさみしい感じです。

クリスマスカラーの緑を足そう。

正面の縫い目が気に入らないので、そこを隠すようにリボンだ!

ギフト用のリボンは数あれど、緑がない…。

ないならば作るのみ!

つまみ細工用に4cm幅に切ってあった長い布の端を縫ってひっくり返し、リボンにしました。

しかしそれでもちょっと物足りない。

リボンを探してる時にクリスマスケーキの飾りに使うために買ったベルを見つけたので、そうだ、リボンの端と真ん中にベルを付けよう!

 

サンタのいない側が白のみで寂しい!

結婚式のリングピローを作る時に一緒に買った赤いレースリボンをくっつけてみよう。

これにはちょっと苦戦しました。

最初に使った接着剤が全然くっつかない…

が、日本の木工用ボンドを使って難なく接着完了。日本製はすごい

 

 

 

 

完成してすぐ、家にあるクッションをこれまた別のために買ってあったクッションカバーに突っ込んで、幼稚園へと向かったんですが、9時から12時まで、事前の相談なしの場合はドアを開けてくれないらしく、折角急いで作ったのに渡せませんでした。

なので今日もクッションなしで過ごさなければならなかった可愛そうな娘…

 

時間ができたのでクリスマスリースを作って反対側に付けときました。

 

 

ちなみに夫もスーパーを2軒ほど回ったけれど、どちらにも売っていなかったそうです。

 

やっぱり作って良かった。

 

けど、どっと疲れました。

 

今度からはちゃんと手紙を読もう