雪が解け始めて、宿題が顔を出してきた。
開墾の際に出た木の根を庭に放置していたが、そろそろなんとかしないとと思い、少しずつこびりついた土をほぐし、根っこをチェーンソーや鋸で切りながら、薪にするものと燃やすものに分ける作業をひたすら続ける。
中にはテコでも動かないような大きなものもあるが、コツコツとつづけてたら半分くらい減ってきた。
たまに警察とか役所の人とかが立ち寄った際に、燃えかす見て火を焚くなと言ってくるんだけど、立場上言わなくちゃいけないのも承知の上で、ほっといてくれと思う。
周りに建物も無い自分の土地で、火を焚く事を咎めてくるなら、送り火もBBQもキャンプファイヤーもどんと祭も、全部無しだ。
オール電化でバカ高い金払って黙って暮らしてて欲しい。
水道もないこの土地で暮らすということがどういう事なのか少しでも想像出来るなら、都市部の当たり前みたいなものを人っ子一人もいない場所で
のたまうな。馬鹿がばれるぞ。
アホほど出てくる木や草をゴミにして捨てろと言うなら助成金を出しなさい。
言い過ぎたごめん。焼き芋食うか?🍠
そういえば、毎日杉林の中で作業しているが、今年は花粉症の症状が殆ど出ない。
毎年この時期は強い薬をキメていても、夜には症状が出始めて、眠る頃には咳喘息が酷いのだが、おそらくBスポット治療(上咽頭炎治療、EATともいう)の効果であることは間違いない。
元はと言えば、自律神経などの治療目的ではじめたのだが、こんなところにも変化が出るとは思わなかった。
毎週頭の治療は痛いし辛いが、続ける事で見えてくるものが沢山あるし、良いライブが出来るならこれくらい耐えられる。実際5回治療を終えて、治療の痛みは緩和されてきた。
身体というのはとても繊細で、不思議な相関性の中でそれぞれが絶え間なく働いている。
色んな所が出してるシグナルを無視していると、色んな所が一気に悪くなっていくのだろう。
最近ようやく調子が上がってきて、スタジオのリハも始まってるし、曲も書いてる。
曲の事を考えている時間がやっぱり好きで、誰かと音を重ね合わせるだけでワクワクする。
ほんとに、ただそれだけで元気になっている自分が分かる。
今月末から幾つものライブが続くから、心身共に最高の状態にして皆の前に立ちたい。
コロナ禍を経てライブの予約数が減って、結構焦ってる。
ミュージシャン仲間も大体皆同じ状況のようだ。
(めっちゃ増えてるやつもいる。コロナでも動き続けたやつの中に)
動けない間に色んな事が変わっていって、音楽業界自体の消費のスピードも加速しているように感じる。
でも、仕方のない事。
悩んでも落ち込んでも、自分に出来ること一つずつ、聴いてくれる人たちに誠実に向き合って歌う事。
立ち止まらずに新しい歌を作り続ける事。
バンドを転がしてく事。
商才も無いのだから、シンプルな場所に立ち返って、大事なものは自分の手でちゃんと握って、色んな場所へ歌いにいきます。
こないだの茶飯事君とファシュタでの美しい時間の事、少し動画にしたので眠る前にでも観てください。
なんだか最近頭の中で沸いてくる。
社会の中で、インターネットの世界の中で、人間が皆bot化していくみたいな怖さ。
なんか言ったら知らん誰かになんか言われそうで、みんな当たり障りない感じになってく怖さ。
俺のちんちんは小さいです。(それでも元気です)
会って話した事とか、同じ空気を吸った時間とか、それぞれの中で生き続けるなんて言うけど、どうなんだろう。
ま、忘れてもいいか。忘れる機能も大事だから。
でも俺は生身の人間の形のまま、会いたいなと思う。
旅が好きな理由。
LIVE information
3/24(金)札幌市円山夜想ワンマン
3/25(土)北海道伊達市 だて歴史の杜カルチャーセンター
4/9(日)仙台FLYINGSON(合奏)
4/21(金)名古屋金山ブラジルコーヒー
4/22(土)大阪雲州堂
4/28(金)下北沢440