西新宿のスパゲティ屋 くぼやん -6ページ目
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物件探し①

いよいよスパゲティ屋開業を決意し、昨年の7月に知人とやっていた会社を退職。


『さあ、何から始めるべ~』ということで、始めたのが、


①物件探し

②メニューを決めて、とにかく作りまくる

③無料セミナーに参加しまくる


どうせ物件はすぐには見つからないだろうから、とにかくこの3つを同時並行で根気よく頑張ってみることにしました。


サラリーマン時代に鍛えられた飛込み営業の甲斐があって、不動産屋の飛び込みはお茶の子さいさい。新宿エリアの不動産屋をまずは攻めることに。『こんにちは~』と爽やかに扉を開けて、まずは不動産屋さんの様子を伺う。ちょっと馴染んできたところで、こちら要望や条件を伝えると一瞬、間があき、


『そんな物件、なかなか出ないよ』

『そういうのは表に出ないで決まっていくんだよね』

『希望に合う物件がでたら、連絡するから』←連絡先、聞かれてないんですけど・・・


まあ、大体がこんな感じ。しかし、予想通りの展開でもある。


飛込みをして解ったのは、そんなに毎日、新しい物件が出てくるわけではないので、不動産屋飛込み日は週1で金曜日にしました。これ以上やっても、『また来たのか』という顔をされます。


あとは、飲食店.COMやABC店舗のサイトをこまめにチェックして、よさそうな物件はすぐ現地調査に出かけてみる。そうすると、たまたまビル管理の人がいたり、先に内見に来ている人がいたり、店を閉めるために片付けている店主や業者がいたりで、案外、どさくさで中も見れちゃったりして、効率もいいんです。


たまに不動産屋さんから連絡が入ると、こちらはすでに内見済みか、情報はすでに把握済みというようなことがほとんどになりました。


ここで考えたのは、

・ネットに流通していないような物件は、こちらにはなかなか回ってこない

・ほとんどの物件がネットを通されている


のどちらかになります。


個人的感想は、今の不動産屋のスタイルは、ネットに完全に移行しているということ。そのほうが仕事が楽です。まして、借り手も、不動産屋を1件1件飛込む(自分はやりましたが)時代ではなくなってきているということ。パソコン1つで、貸し手も借り手も、情報がたくさん集められる、しかも涼しい場所で、交通費もかからない。


今年の夏はとにかく熱くてしんどかったです。いつも、数件をいっぺんに回るので、バイクを利用していますが、信号待ちで熱中症にはなるし、走っていても風がぜんぜん涼しくない、観測史上、最高の猛暑ということで一番思い出になった夏でした。


新宿でスパゲティ屋 やるぞ~

スパゲティ屋に目覚める

大学を卒業して、サラリーマンを22年。


この22年間の大好物は、スパゲティとラーメン。

自分の中では、ラーメンは頂くもの、スパゲティは頂くのも大好き、作るのも大好き。


炭水化物ばかりを食しているせいか、その上、酒の美味しさも解ってしまい、気がつけば30キロ増。


30歳の時に、スパゲティ屋をやりたくで、会社に辞表を出すも、辞められずズルズルと・・・


40歳の時に、やっぱりスパゲティ屋になりたくて退職するも、知人に誘われて同じような仕事を3年間。


でも、やっぱりスパゲティ屋になりたくて昨年7月末に退職。


ファミレスのスパゲティも好きだし、上品なイタリアンパスタも好きだし、学生時代もよく自分で作っていたし。


でも、ここまでスパゲティに執着するきっかけになったのは、大手町と日本橋(今はありません)のリトル小岩井と有楽町のジャポネ。とくにジャポネにははまりました。今は、隣のマックの前を人がズラーと並んで行列店となりましたが、当時(16年くらい前)は割とすぐ食べることができました。


営業の外回りの予定は、ジャポネを拠点に行動予定を組み立てていく。うまく予定が組めない場合は、閉店間際までに駆け込めるように最後のアポをさっさと片付ける。


しかし、会社が西新宿だったので、こんな状況を何年もやってると、

『新宿にこんな店があればもっと楽なのになあ~』

『仕事もはかどるな~』という思いが沸々と。


こんなような事がきっかけで、

『スパゲティ屋になるぞ、しかも新宿で』と思い立ったのが、30歳のとき。それから、なんだかんだで14年。やばい、急がなくては・・・


これから、開業に向けて本格始動しますので、よろしくお願いします。

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