Гヘルプ! ヘルプ!」
ある日の深夜、アメリカカリフォルニア州サンノゼの911番(日本の110番)のオペレーターが緊急電話を受けた。
その少しくぐもった声は、犬の吠える声が続いた後に、突然聞こえてきた。
しかし、住所を確認しようと問いかけても、あとは犬が鼻を鳴らしたり、吠えたりするばかりで応答はなかったという。そこで、電話を逆探知し、救急隊員がデール・バグタリアさん(32歳)宅へ駆け込んだのだ。すると、ジャーマンシェパードが興奮して飛び回っている、部屋中にガスが充満し、デールさんら家族4人がベッドで意識を失なっているではないか!
幸い、病院に収容された4人はすぐに回復。
ペットの犬が電話したおかげで、ガス漏れ事故から九死に一生を得たのだ。
「このチャンプは電話機が好きで、よくじゃれていましたが、まさか、電話をかけてヘルプ!ヘルプ!と話すとは・・・。これは奇跡とかいいようがありません。神に感謝しています」
と、デールさんは語っている。