いよいよ、親鳥から、飛ぶ練習が始まりました。
初めは、ベランダから2〜3mの所にある電線まで。
次は高い電柱まで。

何日もかけて、少しずつ距離を延ばし、親子でエサ探しの練習をしたり
カリキュラムを、考えているのでしょうか。

ウチの家族は、ベランダから鳩達の練習を見守ります。

夫『風に乗って飛べよ〜』
私『バタバタして、距離出ないよね。帰って来れるかな〜』

練習は、親鳥が来てからなので、
待機しています。


部屋の中から、ネコ達と見守っていると、一羽の鳩が私たちの方へ向かって飛び、ガラス戸にぶつかりました。

私たちに馴れていたので、こちらへ来たかったのでしょうか。

しかし、ガラス戸に阻められ、こちらには来れず、人間の手から離れるべき瞬間を感じました。

鳩達は毎日、夕方早めに練習を終えて帰ってきます。
どのくらい練習をするのだろうと思っていたら、

ある日、夕方になっても帰ってきません。ベランダを何度覗いても居ません。
次の日も、次の日も···。

一週間程が経ち、もう帰って来ないと確信しました。