トランス | Every Little Step (新)

Every Little Step (新)

りおうさんの更なる進化を求めて。

トランス(原題:TRANCE)
2013年アメリカ/イギリス 日本公開2013年10月
監督ダニー・ボイル
ジェームズ・マカヴォイ ヴァンサン・カッセル ロザリオ・ドーソン

Every Little Step (新)

(C) 2013 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.


【雑感その1】
早速観てきました!トランス!!
なかなかの佳作。
ただ観る人を選ぶかもしれません。
とにかくアダルトな作品。
前の晩全然眠れなくて こりゃ映画で寝てしまうなぁと
心配してたんですが
全く寝なかった!
寝る暇ないくらいのテンポでグイグイ話が展開します。
だからってそこまで夢中になってみてたわけでもないんだけど。
とにかく最初は意味がわからない。
この 意味がわからない という意味は見てもらわないとなんとも
形容しがたい。
意味がわかるんだけどわからない。。
新感覚サイコサスペンスといった感じ。
グロいとまではいかないまでも
多少目をそむけたくなる そんな演出のところもあります。
序盤の拷問シーンやら
中盤の頭半分ないとか…fjre9
ただ人物関係でややこしいということは全くありません。
主な登場人物としては3名。
何が混乱させるかというと
タイトルがあらわすトランス。これは大まかに言えば催眠状態という意。
どこまでが現実でどれが過去でどれが妄想か。
そこが混乱を招きます。

【適当なあらすじ】
オークションハウスで働くサイモン(J・マカヴォイ)は
オークション当日ゴヤの名画をギャングの一味に奪われてしまう。
絵画を守ろうとしたサイモンはギャングのリーダーフランク(V・カッセル)に
暴力を受けそれがもとで部分的な記憶喪失になる。
絵画を盗んだフランクたちは絵ではなく額しかない事を知り
再びサイモンに接触するがその記憶がない事を知り
催眠療法を受けるべくある女の元を彼らは尋ねる。


【キャスト】
主人公・サイモンを演じるのはジェームズ・マカヴォイ。
ご存じタムナスさん♥
その他もろもろただ今大活躍中の彼。
もちろんわし大好きデスー!
で、サイモン。説明しづらいキャラクター設定っすな。
要するに彼の行動が謎なわけで。
まぁサイケな役似合いますな。
役柄とは別に、カッコ良かったー!
まぁサイモンって役がアレなんだけど
マカヴォイがパイ●ン好きみたいに思えるのがなんか…。

ギャングのリーダーフランクを演じるのはヴァンサン・カッセル。
最近ではブラック・スワンなどに出演。
去年モニカ・ベルッチと離婚しましたね。
わし、実はあんまり好きな顔じゃない。
役柄的にも実際どうなん?的な感じなんですがこれがまた
ラストで全く人物像がかわるような流れに。
悪役なのにええとこ取りみたいな。

セラピストのエリザベス役にロザリオ・ドーソン。
結構色んな作品に出演させれいますが
わしはちょっと初めて知りました。
ちなみに監督のダニー・ボイルの恋人なんだそうです。
影の主人公というかかなりのキーマンな役どころ。
というか出てきたときから絶対何らかの意味があるのは丸わかりで。
それがどう展開するか。
そのうえエロ担当でもある彼女。
まーねー、モザイクかかります。
全裸晒してます。


【雑記その2】
あんまり色々書くとネタばれになるので書きませんが
はっきり言って何も知らないで見る方がいい。
わしなんて予告すら適当にしかみてなかった。
キャストと監督で見るの決めたくらい。

序盤から妄想と現実がごちゃまぜですが
最後にはずべてきっちりカタがつきます。
?ってなることも多いですがちゃんと伏線の回収はしていますので
ご安心を。
細かい謎はあるけどね。
サイモンは退院後もオークションハウスで働いているのか?
とかエリザベスの家に転がる死体はどう処理するのか?とか。
なぜか3人とも住んでる家が豪華すぎると思うんだが。

あと、やはり音楽がいい。
音楽がこの映画のイメージをがらりとかえ
スタイリッシュな作品に仕上げていると思います!
サイコミステリーな映画の音楽とは思えない。
ちょっと本気でサントラ考えますね。
それくらいこの映画における音楽の効果は絶大です。
そしてラストのあのさわやかさは一体…!?
陽だまりの中バスタオル一枚で現れる人物とは!
えええええ ってなります。
あれ?あんた…一番おいしくね?みたいな。
とにかくもう一回見たくなるそんな作品。

かなりの佳作なのでおススメです!
が、エログロが混じっているのでご注意を!

マカヴォイにヘア、ヘア言われたらもうおばさん赤面するしかないでそ。