ダイ・ハード/ラスト・デイ | Every Little Step (新)

Every Little Step (新)

りおうさんの更なる進化を求めて。

ダイ・ハード/ラスト・デイ(原題:A GOOD DAY TO DIE HARD)
2013年アメリカ 日本公開2013年2月
監督ジョン・ムーア 
ブルース・ウィリス/ジェイ・コートニー/メアリー・エリザベス・ウィンステッド

Every Little Step (新)
(C)2013Twentieth Century Fox

絶対観たい!というわけでもなかったのですが
とりあえず鑑賞。
率直な感想。
おそらくダイ・ハードとしてのシリーズ中で下位に入るであろうと思われる出来。
これをダイ・ハードというシリーズ物ではなくて
ただのアクション映画と思った方がよい。
と偉そうなことを書いてますが
ダイ・ハードは4.0しかまともに見たことがないわし。

とにかくストーリーが雑。
敵役が中途半端。弱すぎる。驚くほどにしょぼい。
アクションは金かけてるのはわかる。かなりがんばってる。
見どころはそこ。
上演時間があまりにも短い。
あっという間に終わり、なんの伏線もどんでん返し的な何かもない。
娘役のルーシーが若干太った。
ただ、むずかしいこと抜きで何も考えないで気楽に見られる。
ストーリーが単純なのでわかりやすい。
という感じかな~。
これがダイ・ハードじゃなければな と思う方は多いと思われます。
決しておもしろくない訳ではないんですけどね。

NY市警のジョン・マクレーン(B・ウィリス)は
ロシアで裁判沙汰になっている息子を助けるため単身ロシアに向かう。
が、出廷するはずの裁判所が突然爆破され
混乱の最中マクレーンと息子ジャック(J・コートニー)は再会を果たす。
しかし裁判所から逃げてきた彼は父親を突き放し
コマロフ(S・コッホ)という男を伴い車で逃走。
そんな彼らを追う武装集団。
この光景を目の当たりにしてマクレーンはこの2組を追跡しはじめる。

この序盤のカーチェイスのシーンがかなり時間と金がかかってる
のが手に取るようにわかる。
ちょっとくどいんだけども。
こだわって作ったんだろうなと思うと批判もできないくらい
がんばったのがわかる。
実際このシーン約78日かけて撮影したそうです。
なんかね。。
もうちょっとあっさり目でもよかったと思うよわしゃ。
あと息子のジャックと再会した時に ジャックに逃げられるマクレーンなんだけど
これ見よがしにマクレーンの後ろに車が止まってるという…。
これに乗っておっかけるの丸わかりでちょっとあれもどうかなと。
でもここまであからさまなのもある意味わりきってていいかもね。。

で、がんばるマクレーンを演じるのはブルース・ウィリス。
どうひいき目に見ても体力の衰えを感じる。
アクションは派手でも実際は爆薬どっかんどっかんだったり
機関銃ドドドドドだったりで
肝心の当人はもうエンスト状態。
いいんだけどね、だって事実年だし、それをわかって見てるしさ。
そういった体を張ったアクションができないから
ストーリー的にも広がりが少なく上映時間が短くなっているんだろうなと
勝手ながら推測。
でもがんばってたと思いますけどね。
息子・ジャックはジェイ・コートニー。
彼は海外ドラマ『スパルタカス』にてウァロ役で出演されている俳優さん。
ちなみにトム・クルーズ主演のアウトローにも出演。
わしはスパルタカスは見ていないので存じませんでしたが
なんとマッチョなお兄さんなんでしょう。
わし、マッチョだめなんすよね。
一生懸命パパマクレーンを支えてたし
好感度は高いかなと思いました。
ただ、わしゃダイハード4.0のジャスティン・ロングが好きなので
今回はマクレーンの相棒がジャックになって残念。
そしてルーシー役のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
確実に太った。
予告で見た時はもうこれはルーシーじゃねぇだろ と思うくらい
だったけど本編みたら思ったほどではなかった。
太ったというか貫禄がでてきたというか。
ダイ・ハードシリーズは更に次の6作目まで制作されることが
決まっているので
もしかしたら次回作はジャックがメインになるかもしれないね。
ルーシーは…次回は出ないんじゃないかなだいかん
ユーリ・コマノフというロシアの元大物政治家を演じているのは
セバスチャン・コッホ。
彼、わしの好きな映画善き人のためのソナタでドライマンを演じてた!
全然わからなかったわ。
なんか役どころのせいかすごく老けてたわ…。
とまぁ敵側については何も書く気がおこらないくらい
うすっぺらかった。
終盤も派手なドッカンドッカンがあるんだけど
あれも金かかってそうね。
一応パパマクレーンがんばってるんだけど
どうも肝心の所でただ飛んでるだけの印象しかない。



そういや劇場入る時に
サクセス(シャンプー)配ってました。
来場者プレゼントだって。
どうみてもブルース・ウィリスのハゲをネタにしてるとしか思えん。

毎度毎度言うけど
なんであれで骨折のひとつもしてないのか。
世界一ツイてない というのがジョン・マクレーンのキャッチコピーなんですが
ある意味世界一ツイてると思うのはわしだけでしょうか。