スポーツ少年団で、コーチではない保護者の口出しは許されるのか否かという問題。


前回までに、

 

:「指導」に関してはナシ。

:「運営」に関してはアリ、


でも、否定ではなく建設的な意見を述べよう。多くの保護者にメリットがある改善案なら、なおヨシ。

 

という私見を書きました。

では最後の条件を。

 

話ができる相手を選ぼう

 

はい。これまでのブログを読んでくださった方はもうお気づきと思いますが、ここから先は私の愚痴です。苦手な方はスルー推奨…

 

長男は小学2年から地域のサッカー少年団に入りました。夫婦共に土日仕事や出張が多く、親の負担が大きいと聞くスポ少への参加を躊躇していたのですが、私の担当が変わって余裕ができたことと、長男が同じクラスの友人に誘われたことで決断。

 

入団に際し、野球の少年団で保護者代表を務めた経験のある義姉から、


「スポ少に後から入るなら『積極的に協力します!』という姿勢が大事よ!!」


とアドバイスされたこともあり(義姉は託児所感覚で子どもを預けていく保護者に相当苦労したそう)、できる限りのサポートはしよう!と無駄な意気込みを持ってしまったことがそもそもの間違いでした。

 

いや、一般的にはそういう姿勢で臨むのが少年団の円滑な運営につながると、今でも思っています。ただ、この地域の少年団の、息子の学年だけはそうじゃなかった。


というお話です。

 

初めての練習試合でのこと。

パパコーチの息子さんはみんな上手だなあ、と思って観ていると、コーチのご家庭の奥様たちが順番にビデオカメラを手にし、試合を撮影している様子に気づきました。

 

義姉からは、少年団では撮影当番もあってチーム内で動画を共有している・・・という話も聞いていた私。この少年団でもやっているんだな、動画があれば仕事でなかなか練習試合に行けない夫も観られるな・・・と動画が共有されるのを楽しみにしていました。

 

が、数日たっても1週間たっても「動画共有」の連絡がグループラインにあがらない。疑問に感じて、活動中に会話を交わすようになったママ友に聞いてみると「共有されたことはない」と言います。

 

それを聞いて単純に「もったいない。共有した方が各家庭にもメリットになるはず!」と考えた私は、数週間後の練習試合で保護者リーダー(ボスママ)に張り切って提案してしまいました。当時は、半径5メートルのことしか考えていない保護者がリーダーをしているとは、想像もしていなかったので。

 

「コーチのご家庭の皆様が担当されている動画撮影、私も手伝います。ほかの保護者の中にも試合の動画を観たいという方いらっしゃいますし、YouTubeで限定公開してチーム内で共有しませんか? アップロード作業なども私、行います!」

 

「は?」

という表情をしたボスママは言いました。

 

「これはコーチ陣の要望で私たちのグループが撮影しているものです。それ以外の方が観たいのであれば、ご自身で撮影されたらどうですか?」

 


教訓。

良識とは人それぞれ。見極めが肝心。

 

「母キレる編」でも書いたことですが、

少年団には、チーム全体の利益よりも、自分の子と一部の親子のことを優先させる保護者が残念ながら存在します。同じ土俵に立ってはいけないし、立つ必要もありません。