少年団での保護者の立ち位置や行動の是非を考える時、必ず議論になると思うこと。

 

保護者はどこまで口を出す?

 

これは長男が所属していた少年団に対して、というよりも、一般的なスポ少保護者だった時の私のスタンスなのですが(そして、この考えの違いこそが次章「代表に直訴編」でカオスにつながる肝なのですが)、

 

サッカーの指導そのものに関して言えば、

口出しは「ナシ」だと思います。

 

我が子がレギュラーに選ばれない、途中交代したとしてもやりたいポジションじゃない、そもそも指導内容に疑問がある・・・

 

そう思ったとしても、指導者の倫理観(暴言や差別など)に明らかな問題が見えない限り、親が指導者に意見することはナシ、ですよね。

という立ち位置でいました私は一応。


指導者は指導者としての考えがある。

信念に基づき、誠意を持って対応されている方がほとんどだと思うからです。

 

あるママ友から、

「息子はFWをやりたいのに全くやらせてもらえない。監督に言ってみようかしら」と相談されたことがありました。


が、うーん、それはどうなのでしょう。


息子さん自身が「FWをやってみたい」とか、前向きに「FWをやるためにはもっと何を頑張ればいいですか」とか、「なぜ僕はこのポジションで使われることが多いの?」と起用理由を聞くとか、監督やコーチへの相談はどんどんすべきだと考えます(それを蔑ろにする指導者には疑問を持っていい)。


でも、親が子どもを飛び越えて言うことじゃないと思うのですよね。

 

例えば、他の習いごと(ピアノやスイミングなど)で指導者と考えが合わない、と思っても「先生の指導は間違ってる!」なんて言う親はいないでしょうから(たぶん。いればそれはもうモンスター)、辞める一択になるはず。

 

それを、同じ保護者のパパコーチだから非難してもいい、とはならないと思うのです。

 

では、コーチではない一般保護者が少年団の運営に意見を述べてはいけないのか? 

決してそんなことはないと思います。

(つづく)