超イケメンが作る、超本格的なスパイスカリィだった～！が…の巻
正式メニュー名は、「烏賊と帆立のココナッツカリィ×ポークビンダルゥ あいがけプレート ￥1,350＋ラッシー￥300」です。
2月下旬の週末、昼前に訪問。先客5名、帰りの待ち客8名程。
店主さんはSNSにおいて、「カルダモン先生」として、情報を発信しております。
非常にカレーへの造詣と愛が深そうであり、うちうちでもオープンが話題のお店でした。
SKCでサ活後、三郷で朝ラーショして、時間を潰しつつこちらへ。
駐車場は店舗脇に5台。
カウンター5席、テーブル2人掛×1卓、テーブル4人掛×1卓の店内。
お冷やはセルフです。
まず驚くのは、店内に漂う複雑なスパイスの香りです。
今まで行ったカレー専門店でも、ここまでスパイスが店内に香っているのは初めてです。
つか、作り置きと思われ、ほぼ香りません。
店内はカルダモン先生と男性店員さんの体制。
カルダモン先生は野暮ったい求道者のような容姿なのかと思ったら、若くて爽やかな超イケメンでした。
仮面ライダーやってた？
実年齢より若く見られることも多いそうです。
メニューはカレー2種と副菜のワンプレート、トッピング、ドリンクのみ。
以下、Ｘより…
"創造を一皿に"をモットーに。
固定メニューではなく、その週により変わります。
四季によりスパイスの配合の調節を変え、油や塩に拘り化学調味料は不使用、野菜は自家栽培、新鮮なお野菜たち、スパイスの相乗効果で皆様の健康のお助けになれれば嬉しいです。
尚、カレーは様々なジャンルがある中で、南インド、スリランカ寄りですが洋食の技法を大切にご提供します。
この辺りでスリランカカレーと言えば、水戸市の「コジコジ」、南インドカレーと言えば、同じく水戸市の「カルマ」が有名です。
特にコジコジは聖地として崇めているようですし、２種のカレーに副菜のワンプレートというスタイルも一緒です。
まずはラッシーが到着。
甘味のあるミルキーさにヨーグルトの酸味が丁度良いです。
インネパカレーでは、マンゴーラッシーをよく頼みますが、このラッシーはそれ以上に美味しい。
カレーが届く前に飲み干しちゃいそうw。
そして、オーダーから約30分後に着カレー。
ワンオペなのもありますが、店内に充満するスパイスの香りからして、カレーは作り置きではないのでしょう。
しかし、提供時間の長さが受け入れられるかどうか…
まずはココナッツカリィを。
シャバなカレーからは、シナモンの香りにカルダモン等の十分なスパイス感をコココナッツミルクのコクが円やかにしてくれます。
円やか過ぎずにスパイス感もタップリです。
具材はホタテ貝にイカリング。
染みたカレーとホタテの旨味が美味しいです。
ココナッツカレーはシーフードとの相性も良いです。
ご飯はインディカ種のバスマティライス。
ジャポニカ米と比べると粘りや旨味が少ないけど、シャバなカレーと実に相性が良いです。
この間食べたバングラカレーよりかなり美味しくて、手の入れ方や調理法方が違うのでしょう。
ご飯は通常180gですが、大盛は無料です。
ポークビンダルゥカレーとは、ポークをワインビネガー、ニンニク、たっぷりのスパイスで煮込んで、辛味と酸味の味わいを効かせたインド西海外地方ゴア発祥のカレーとか。
円やかなココナッツよりスパイシーなカレーで、これも美味しいです。
具材の豚肩ロースは旨味をカレーに供給しつつ、カレーを吸い込んでいます。
副菜はムング豆とポルサンボル、キャラウェイ香る人参のラぺ、紫キャベツのクミンアチャール、さつまいものポリヤル、林檎のサラダ、水菜のサラダです。
細かくは書かないのですが、生野菜は鮮度が抜群だし、具材はそれぞれに食感や甘辛酸が違うので、食べていてとても楽しいです。
でも、もうちょっとカレーは欲しいかなと思ったら、同行した2人も同じ感想でした。
あっという間に完食。
凄いカレー店が誕生しました。
お値段も高くないです。
しかし、問題は駐車場の狭さと提供時間の長さであり、いきなりその問題に直面しておりました。
いっそのこと、予約制にしたら？
それでもやっていけそうな、超イケメンが作る、超本格的なカレーでした。
ご馳走様でした。
店名：スパイスカリィFUKUIRO
住所：茨城県ひたちなか市堂端1-2-30
営業：11:00～14:30（L.O.14:00）1，2ヶ月は昼営業のみ