‘‘ドロリッチ’’ってあったじゃないですか。
もう売ってませんけれども。
ドロリッチ美味しいなー作っちゃおーってことでカクテルにしたのが誕生のきっかけです。

‘‘マキアート’’はイタリア語で‘‘しみ’’のことです。コーヒーにミルクの‘‘しみ’’が模様のようにつく様を表現しています。
このカクテルもコーヒーのあわあわのところにクリームで‘‘しみ’’をつけて完成させます。

アルコールはそんなに入れてません。
‘‘ストローで飲む’’とアルコールを強く感じやすくなるので抑えました。

そういえばコーヒーゼリーってポーションミルク(安いやつ。乳製品を使用していない油脂だけの不思議な存在)の風味がベストマッチしますよね。生クリームや植物性クリームなどでは辿り着けないマリマージュかと思います。

なのでこのカクテルも、用意するのはポーションミルク(なんて言うのかな?コーヒーフレッシュ?クリーマー?)が良いのです。ストローで混ぜて頂くとクリーマーが溶け込んで美味しく召し上がれます。

デザート感覚で、また口直しにお楽しみくださいませ。


《レシピ》
・自家製コーヒーウォッカ・・・・20ml
・キャラメルシロップ・・・・・・10ml
・水だしコーヒー・・・・・・・・70ml
・コーヒーゼリー・・・・・・60gくらい
・クリーマー・・・・・・・・・・10ml

・ストロー


●シェーク

※ゼリーとクリーマー以外のものをシェーク。
ゼリーをあらかじめ入れたグラスに注ぐ。
クリーマーを注ぐ。


‘‘源氏物語’’をモチーフにしたオリジナルカクテルシリーズ。
‘‘玉鬘’’はそのひとつ。

このシリーズはそのタイトルの帖の内容、イメージで作り上げてますが、女性の名前(呼び名ですね)の場合はその人物像をイメージして仕上げていたりもします。

たまかずらのイメージ「聡明で控え目で男に溺れず」を淡い緑色にて表現しました。
すっきりした味わいですが、ほどほどにアルコール感を感じるようにしてあります。

女性読者からの人気が高いキャラクターのひとりなのではないでしょうか。
それだけにカクテルに仕上げるのも慎重になった記憶があります笑

「私の抱いていたイメージはこんなじゃない!」
そんなクレームは、、、仕方無く受け付けますが、お手柔らかに穏やかにお願いしますです。


《レシピ》
・白ワイン・・・・・・・・・・30ml
・ウォッカ・・・・・・・・・・20ml
・ミスティアマスカット・・・・10ml
・メゾンルータンシロップ
                 (グリーンアップル)・・1tsp
・ライムジュース・・・・・・・1tsp


●シェーク

黄金比レシピのひとつですね。
《黄金比レシピ》
・ベースのお酒      1/2
・コアントロー      1/4
・レモンジュース  1/4

バラライカは楽器の名前でして、ギターみたいな弦楽器で三角形のフォルムが特徴的なんです。
このフォルムがカクテルグラスにそっくり。
もしかしたら名前の由来はそのフォルムから、かもしれませんね。

ロシア語のページを検索すると、バラライカカクテルの別名は‘‘ホワイトサイレンス’’と云うと書いてあります。

ホワイトサイレンスを調べると、すごいレシピがヒットしますよ。
同名で違うカクテルがあるのです。
「ウォッカ250mlをグラスに注ぎ、慎重に切れ味鋭いナイフの刃に沿わせてさらに250mlのウォッカを注ぐ。一気に飲む。」くぅーー好きよこのテのヤバいやつ。死ねる。試さないで。

それよりも黄金比のカクテルがいろいろありますから、そちらを楽しんでくださいませ。
・ジンベースのホワイトレディとか、ラムベースのエックスワイジィとか。
それぞれがバランス良く美味しく仕上がるカクテルなのです。

あー、やばい方のホワイトサイレンスはオーダーしないでくださいね、ナイフ研ぐの面倒ですから。


《レシピ》 
・ウォッカ・・・・・・30ml
・コアントロー・・・・15ml
・レモンジュース・・・15ml


●シェーク