気を流して「発毛・育毛・増毛」を促す認知科学気功の仕組み | 頭髪気功 『気功で実現した頭髪復活の道しるべ』

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こんにちは。気功師の佐伯です。

この記事では認知科学気功の理論に基づき、気を流して「発毛・育毛・増毛」を促す仕組みについて解説します。


気功は「共感覚による内部表現の書き換え」である。

これが認知科学気功の定義です。

まずは共感覚から行きましょう。

ここで言う共感覚は、「五感」と「情報」をミックスした感覚のことです。


五感については特に説明は必要ないでしょう。

 

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つの感覚のことです。



 

僕らは五感を使って得た情報を、脳で処理して物理空間を認識しています。

では情報とは何でしょう?

「文字や言語、概念、感情(情動)」などをまとめて「情報」と呼んでいます。



(僕らは数字や記号、図からも情報を受け取れます)

 

そう言われると何か不思議な力に見えたりするかもしれませんが、あくまでも脳と心で感じられる情報を使います。

認知科学気功では「五感」と「情報」をミックスした感覚で内部表現の書き換えを行います。

 



「手から気を出す、気を感じる」という気功技術で用いられる五感の中でイメージしやすいものは触覚でしょう。



(手のひらがビリビリしたりジンジンしたりという感覚です)

このビリビリした感覚(触覚)を、色に置き換えると何色なのか、音に置き換えるとどんな音なのか…

その作業をすべての五感に対して行い、「治れ」「元気になれ」という情報をミックスして内部表現に書き込みます。



内部表現とは前回の記事でも軽く触れましたが「自我」のことです。

または「脳と心」とも言います。



 

「脳と心」で何を感じ取るか、どんな情報を吸収するかは無意識が決めています。

そして吸収した情報によって「脳と心」の中で世界が作られているのです。


では無意識は何を基準に情報の取捨選択をするのでしょう?

それは「重要性」です。

「世界は自分にとって重要なもの(情報)で成り立っている」


どういうことなのか、例を用意しました。


 

ショッピングモールに行った家族は、それぞれ興味のあるものが違います。

お父さんは、スポーツショップでゴルフクラブを見たいかもしれません。

お母さんは、今日の夕飯の食材を買うついでに、服や化粧品を見たいかもしれません。

息子さんは、お父さんと一緒にスポーツショップには行きますが、野球の道具を見たいかもしれません。

何の変哲もないごく普通の家族でも、人が違えば興味を持つ情報は異なります。

もう少し詳しく説明します。

お父さんが語るゴルフクラブメーカーのうんちくは、ゴルフに興味がなければまったくわからないでしょう。

「これが最新商品で…」などと言われても、旧型のゴルフクラブと何が違うのかがわからないのです。



(興味が無ければ変な形の金属の棒なのです)

 

「ゴルフクラブに対する重要性」が高いか低いかで、受け取れる情報が変わることが伝わったと思います。


もう一つ例を続けます。

料理に興味のない男性は、スーパーの生鮮食品コーナーに行っても何を買ったら良いかがわかりません。

料理人の世界ほどシビアではありませんが、「食材の目利き」ができません。

「安いけど量が多すぎて使い切るのが大変」とか「ちょっと高いけど普段使いならこの調味料が好みの味」などの細かい判断のことですね。

荷物持ちは任せられても、何を買うべきかの判断は任せられないわけです。


同じ物理空間で生活していても、すべての情報を共有した気になるのは大間違いだということが伝わったと思います。


ちょっと遠回りしましたが、これが「重要性」が作用する「脳と心(内部表現)」の違いというものです。

人によって「活性化する情報」が異なるのです。


では、「発毛・育毛・増毛」に必要な情報、そしてその情報を活性化させる方法に迫りましょう。


まず、共感覚を扱おうとすると、必然的に変性意識が強化されていきます。

「五感」と「情報」を組み合わせるためには、脳は高い情報処理能力を発揮しなければなりません。

高い集中力を発揮できる状態で、「ゾーン」とも呼ばれるような状態ですが、気功師はこの状態を狙って作り出します。

ヒーリングや遠隔気功で、「安静にできる状態で受けてください」とお願いするのはこれが理由です。

いままでとは異なる脳の使い方へと引っ張られるからです。

物理空間に対する臨場感が下がると、立っていられなくなったり物を落としたりすることがあります。

強烈に眠くなりますし、ヒーリングを受けた日の眠りの質が良くなるのもそのためです。

 

 


気功で作る変性意識状態によって、これまで信じて疑わなかった「仕組み」や「カラクリ」を揺らがせることができます。

僕にとっては「発毛・育毛・増毛」は「傷が塞がること」と同じ抽象度です。

今あなたが生きているのであれば、頭皮にも毛細血管が走っています。

いつもと変わらないように見えても、頭皮でも全身でも細胞分裂が続いています。

指先のささくれも自然とふさがり皮膚の治癒がいつの間にか終わっています。


とはいえ、なぜ「傷の治癒」と同じ目線で「頭髪の復活」を信じられないのでしょう?

なぜ、無理だ、難しいと感じるのでしょう?

(なにがブロック、ボトルネックとなるのでしょう?)

それは「頭髪は一度抜けたらおしまい」という臨場感が強いからです。

ヘアサイクルは細胞が生まれ変わることを表していますが、調べて分かって安心したという人は少ないようです。

すでに「不安」という情動に支配されているため、「なんだ、また生えてくるのか」と思えなくなっている状態です。


臨場感によって固定観念(または世界観)が生まれます。

なぜかというと、ホメオスタシスのフィードバックで「頭髪は一度抜けたらおしまい」という臨場感を強化するための情報を集めるからです。

自分にとってマイナスとなる情報収集ですが、臨場感の強さがあなたのリアルの世界を作ります。

意識ではなく、無意識が想像もつかないスピードで行うから「いつのまにか」「強烈な臨場感」が出来上がります。


意識せずとも髪の毛が生えてきたであろう僕らにとって、髪の毛にあえて役割を持たせていた人はほとんどいないでしょう。

「あって当然だった。失ってはじめてその価値が分かった」

そういう悲しみが伝わってきます。

(感情のケアは気功技術「浄化」でできますが、その話はまた今度します)


明確な役割が決まっていないものは、存在を保つことが難しくなります。

「いつまでも若々しい」と言われる人が、なぜその若々しさを保っていられるのか。

「いつまでも若々しい自分」にどうやって臨場感を持っているのかに興味を持つと良いでしょう。

そういう人をよく観察してみると、明確に「果たしたい役割」を持っているはずです。


こうして心の世界について説明を行うのも、「病は自己表現である」という考え方が、頭髪復活気功の根底にあるからです。


人間関係や環境に対するストレスが処理できなくなり、「身体からのメッセージ」が体調不良という形で表出することがあります。



思春期のにきびの大量発生や、不登校児の発熱などはまさにそれです。(ついで言うとに僕も経験があります)

限界を超えたストレスが脱毛症として現れるケースがある、ということです。

もう少しライトな拒否反応は身体の緊張です。


僕が受講者にヒーリングをしてふと気が付くのは、「そのままほっとくと人間が嫌いになっちゃいそう」な感覚です。



(人が嫌いなら、いずれ街だって嫌いになります)

 

最近はHSPという言葉が出てきました。

でも、「繊細」という表現は昔から使われていました。

自分の能力や人間関係や環境に対する不安がストレスを生み、その人が本来発揮できるはずのパフォーマンスが発揮できていない可能性も考えられます。




ヒーリングを受けた方から「いつもならパニックが起きていたけれど乗り越えられた」というフィードバックが届くことがあります。

 

そういうフィードバックを目にするので、「緊張状態」を生む要素を昇華できれば解決のチャンスはあるだろうと思っています。

HSPは物理空間ではなく、心の抽象度(情報空間)の話です。

気功で情報空間が変わると、あっさり「心変わり」が起きます。

今まではホラー映画にビビり散らかしていたのに、「あれ?ぜんぜん大したことないじゃん」と思えるような感覚です。


なので頭髪復活プロジェクトでは必ず「大周天」を組み込むようにしています。

情報身体を大きくして、人間関係や環境に対して抱えている問題よりも上の抽象度で生きてもらうためです。



 

人と関わることや、世界と関わることが嫌なままでは心底元気にはなれないのです。

 

元気である必要が無いというべきでしょうか。

 

ストレスの表現方法が髪の毛だった場合、髪の問題だけを解決しても他の部分でつまづく可能性が残ります。

 

そういう理由から、心と身体の両方に対してアプローチをするようにしているのです。

 



「発毛・育毛・増毛」の達成のために投薬治療で試みた場合、それは物理抽象度に対しての働きかけです。

対して、認知科学気功では物理空間よりも上の抽象度である情報空間に働きかけます。

内部表現を書き換え、自身の頭皮に「髪の毛を生やす」という役割を持たせれば頭髪が復活します。


普段は固定化されている「頭髪」や「若さ」に対する臨場感も、変性意識でゆらがせることができます。

ゆらいだ結果、頭皮の柔軟化、皮脂の分泌、髪のまとまり、産毛の発生といった、物理身体への変化として現れます。

まさに「情報空間で起こした変化」が「物理空間にも変化をもたらす」という理論が働いていることが確認できます。

 

 

 

<参考書籍>

 

 

 

 

 

 

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