良い天気の中、いつもの朝ウォーキングで、また靴のお話 ^^;
もう10年〜は履いてなかったこの靴。ウォーキングで履いてみたら実に歩きやすい。本物のラム革で内ボアの包み込むような柔らかさだけど、何故かしっかりとホールドするのは、丈夫でないといけないトゥーとヒールはたぶん牛革だからかな。なんて履きやすい靴だったんだろう… 地下足袋のフカフカ版という所か
その年の年末に帰省した金沢で実家の近所を妻とプラプラしていたら、何とも素晴らしい靴たちが並んでいる、新しくできた小さなお店を見つけた
「プロフェッショナルシューフィッティングのさか」と言い、この「EJECT」を扱っていた (今は日本正規代理店みたいだけど、当時は細々として並行輸入だったと思う)
「EJECT」の知名度はゼロだったけど、靴の完成度に驚いた
ポルトガルの靴メーカーで『「EJECT」は2001年、ジョアキム AF カルバーリョ氏によって靴ブランドとして誕生しました。』とあるから、僕が買った時は創業して暫くの頃だったのか
「のさか」は2002年(平成14年)めいてつ・エムザ店(金沢)を開店、2007年(平成19年)三口新町(実家の近く)に本店を移転」と書かれているので17年前か、うん、記憶はだいたい合っている (てか月日は流れて今は4県に7店舗もあるのか! 凄い、当たったんだね)
妻は左のみたいなのを買い、僕は右のみたいな無難+αのにしようか迷ったが、どうせなら見たこともないようなデザインにしようと赤のに決めました
僕の赤のは確か4万円~したが、全部が手作業で作っているのだから当たり前か
何度も試し履きしてやっと決めたのだが、寒かったその時の金沢でもポカポカだったのは本物のラム革+ボアだからで、化繊のボアとは別物。中敷きもラムが貼りつけてある (中敷きだけ売ってくれないかな)
ナイキやリーボックの靴だと数年も履かなければ加水分解してボロボロになっているだろうが、ヨーロッパの靴は押しなべて丈夫なのは、軽さを追求するも安易にエバフォームやウレタン素材を使わないから丈夫です。公園を歩いたので汚れてますが、劣化は見られませんね
カッコイイでしょう~ ホントに寒い時は、ボアの部分をパンツの裾の内側に立てると暖かさ倍増です
この靴、履いていて疲れないですね。軽さもあるのだけど、いつものウォーキングコースのスタスタ歩ける。階段もスタスタ上がれる
ここの左スロープは、靴の滑り具合をチェックするテスト場になっているのだけど、もう少し濡れると「メレルのカメレオン」では滑って一歩も進まない。対して、EJECTのは全く滑る気配もないですね。先の「箱根峠越え旧街道の石畳」の時なんかは、これが良かったのかも
ということで、長らく履かなかったEJECTですが、これは第一線復帰ですね
「靴の寿命」ですが、僕の見識では、エバとかウレタンを使ってない、または多用してない靴は「寿命」は無いですね。大事にメンテナンスして、時には修理しながら使えば一生モノ、は大げさにしても、アッパーに穴とか開かない限り、ソールやモールを張り替えれば使えます
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