● 先生から「夏休みで誰もいないから、学校に来てみる？」と言われたら、どうする？
おはようございます。不登校専門カウンセラーさくらです。
先生から「『夏休みで誰もいないから学校に来られないか？』お子さまに聞いてほしい」と連絡があったら、どうしますか？
学校に行っても友達はいない、お子さまの気持ちをわかろうとしてくれる先生がいる。
親なら前のめりになりそうですが、ここで冷静になってください。
お子さまが「そろそろ学校に行きたい」と前向きな気持ちになっているなら、良いんです。
実際に夏休みに学校に行って、先生と話せたことがきっかけで自信がついたお子さまはいらっしゃいます。
しかし、夏休みだから人がいない、先生と話すだけの「条件を整えたから大丈夫」と学校促すのは要注意です。
お子さまの心が置き去りだからです。
学校に行かせたいと思っている親御さまは、何かきっかけがあると、急に「これぐらいなら頑張れるよね？」と安易に背中を押してしまうことがあります。
しかし、子ども心に不安があったり、勇気が出ない時に、お子さまを動かそうとすると、お子さまに大きな負担になり、自信を喪失してしまうことになりかねません。
親は地雷を踏まない。
地雷に恐れを抱くのでなく、親としてぶれない心を持つからお子さまは元気になる。
外に出るのが怖い。誰かに会わないだろうか…と不安になったり元気になったりを繰り返しているお子さまは、エネルギーが足りていません。
その時だけ動けても、少したつと疲れて立ち止まってしまいます。
親の期待でお子さまに声かけをしないと決める。
不登校を良くするには、突然何かが起きる時の親御さまの対応が鍵です。
エネルギーが溜まりかけ、でもまだ学校に行くまでエネルギは満ちてない。
この時期どう見守るか？で未来は変わる。
「焦らせない！」からお子さまは元気になり不登校は良くなります。
お子さまがそろそろ学校に行ってみたいと、自らきっかけを探しているようなら大丈夫です。
この親御さまは先生からの提案を断わり、無理をさせなかったから不登校が終わりました。
月曜日、一週間始まるね！お盆休みがあるならあと少し。
がんばりすぎずがんばろう。
いつもあなたを応援しています。